英会話、ダイエット、歯磨き

英会話、ダイエット、歯磨き

予防はアナログ」を書いたあと、ふと思いました。
アナログのように日々連続しているものってなんだろう?

毎日伸びる、髪の毛、髯、爪
毎日たまる、あか(垢)、ふけ(雲脂)、歯の汚れ(プラーク)

このなかで、見えにくいものはプラークです。

日々の努力・精進が必要なものは
英会話に代表される外国語学習、
ラジオ体操、散歩、ジョギング、ランニング、ジム通い、一日一食、等々

特に体に起こることは毎日毎晩、いつもです。
髪、髯、爪、垢、雲脂が健康を著しく損なうことはおそらくありませんが、
プラークは病気になります。

加えて永久歯に関しては小学生・中学生の頃のことです。
ご本人が、天然歯の価値を十分に把握できない年頃です。
さらに、英語を二十歳からきちんと学ぶことはできます、
五十歳になってからでも可能です。
ところが、天然歯に関してはひとたびムシ歯にしてしまうと
不可逆的経緯をたどることになります。

ここまで詳しく歯医者が説いたとしても、行動変容を起こす人は少数派でしょう。

おそらく、歯磨き(ムシ歯予防)も英会話もダイエットも、
人々にとっては同じ土俵のものではないかと、思うのです。
英語を習いたいと思う人が英会話教室に通うのです
体型のこと、健康のこと、体重のことを気にする人がジムに通うだけのことです。

二十歳で全て天然歯(バージンティース:治療を受けていない歯)の人は、
はっきり言って、まわりの大人(多くは母親)が、きちんと歯に配慮してくれた
幼い時から相性の良い歯医者に出会った、
砂糖菓子が好きではなかった
そんな、ある意味偶然性の結果かもしれません。

小学校や中学校のように、義務ではないのです。
歯医者から見れば、ムシ歯予防は義務教育のように
すべきことのように思いますが、人々にとっては
英会話同様、学びたい人が学ぶだけのことなんです、きっと。

そこで考えました。
どなたか、公文式とか子ども英会話教室の本部に知り合いがいらっしゃる方は?
そうです!
英会話教室開始にまず歯磨きを!発音が良くなります
公文の教室スタート時に歯磨きを!頭の回転が良くなります
サッカークラブの練習前に、水泳教室前に・・・

思います。
ムシ歯予防は「診療室の外で行われる」と・・

 

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