ムシ歯は煩悩によってつくられる

「流れゆく大根の葉の早さかな」高浜虚子

前回更新から二週間以上経ちました
まさしく「看看尽臘月」みよみよろうげつつくです。

前回の「食欲を使う」から考えを深めました
結論!ムシ歯は煩悩によって成立する病気である。

煩悩1−美味しいものを食べたい!
これは、多くの人が持つ食欲を越えた欲望(煩悩)
煩悩2−使ったものを片付ける、綺麗にするのは面倒である!
これまた、多くの人が認める「ヒトは元来、怠惰である」

食べたい欲望、面倒くさいということ、
多くの人が持つ煩悩です。
胃が求める以上に食べたい、甘いものが欲しい、
歯を磨くの面倒だ、定期的に歯のメンテを受けるのも面倒だ
と、考えると「ムシ歯は煩悩によって発症する」と言えると思います。

以前から持論である「セルフケア+プロケア=100%予防可能」という式は、
一見成り立つように見えるのですが、
セルフケア(自宅での歯磨き・食事)は煩悩1が邪魔をします。
プロケア(定期的に衛生士に磨いてもらう)は煩悩2が足を引っ張ります。
よって、煩悩を限りなくゼロに近づけない限り、
ムシ歯は発生するということになります。
煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)という言葉がありますが、
煩悩をゼロにすることは所詮無理なことです。
ということは「100%ムシ歯予防可能」とは絵に描いた餅であって、
現実的ではないと言うことなのでしょうか?

自分で考えておきながら「悪因は煩悩」「煩悩は無くせない」となると
ムシ歯予防可能なんて、所詮無理なこととなりそうで、メゲそうになります。
そこで発想を変えて、「人間らしい病気」にも少し書きましたが、
煩悩を使おう、煩悩使ってムシ歯予防しましょう、を考えます。

牛飲水成乳、蛇飲水成毒

同じ水でも、牛が飲めばこれを乳とし、毒蛇が飲めばこれを毒に変える。その意味は、真理は一つであっても、その解釈・作用は大きく変わってくるという事である。これは色々な物事に当てはまる。「酒は百薬の長」といわれるが、「酒は百毒の元」でもある。(ネットより引用)

同じ煩悩でも、美味しいものを食べたい!という煩悩は
解釈によってはプラスの煩悩です。
プラスの煩悩を利用してのムシ歯予防
具体的には、シンプルに美味しいものを食べるために予防する、
美味しいものを食べに行くことと予防が直結する。
現実的なスタイルとしては
カフェ+歯磨きサロン=ハノカフェ(歯のカフェ)です。
詳しいことは次回また

アニカの料理
オステリア「アニカ」の料理

追加
その昔「歯医者で虫歯が治らない理由(わけ)」という本が有りました。
内容は少々ピンぼけでしたが、タイトルはやはり的を射ているかも。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です