BBTime 282 いい未来

BBTime 282 いい未来
「この子らに未来はありや七五三」清水 昶

この時期(七五三前)になると、七五三対象のお子さんのお母さんから「(写真映りが良いように)前歯(乳歯)を治療して欲しいのですが」のリクエストが結構あります。先日(10/16)の今日のダーリン・・勝手にタイトルつけるならば「いい時間」。

・おいしいものを食べている。いつまででも食べていたいとさえ思っている。これは「いい時間」だ。
しかたなくエサのようになにか食べている。こんなものを食べていていいのかとさえ思っている。これは「いい時間」じゃない。
映画を観ている。おもしろいなぁ、と、こころが動く。あとで、観てよかったなぁと思う。これは「いい時間」だった。
いやだなぁと思う人々と、がまんして会話をしている。早く終わらないものか、つらくてしょうがない。これはもちろん「いい時間」とは言えない。

高いケーキをおごってもらった。おごってくれた人が、ずっといかに高いかを語っている。ケーキはおいしいのだけれど、恩着せがましいなぁ。これも「いい時間」とは言いがたいだろうな。本を読み終えて、「いい時間」だったと思うこともある。本を読んで「いい時間」じゃなかったと思うこともある。値段だとか、一般的な価値だとかと関係なく、それをしていた時間を、「よかったな」と感じていたら、それが「いい時間」というものなんだと思う。失恋の体験だって、最悪だったと思っていたはずなのに、いつか「いい時間」にカウントされるかもしれない。犬のウンコを拾っているときだって、それはたいてい「いい時間」であることが多い。赤ん坊のおむつを替えているのも、「いい時間」だろう。人に親切にする、いわゆる損得で言えば損なことでも、相手のお役に立ったようなら、「いい時間」になる。人の親切をありがたく感じる、むろん「いい時間」だ。

生きて、いつか死ぬのが人間のあたりまえだ。「いい時間」があったなぁと思えるならば、それはきっと「いい人生」だったということだろう。幸福というのは、「いい時間」を過ごすことではないか。「いい時間」をもたらすものを、人はもとめている。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。「ほぼ日」がやりたいのは「いい時間」をつくることかも。

今日のダーリンを読んでふと、歯磨きの時間って「いい時間」だろうか?お母さん(お父さん)の「歯を磨きなさい!」の声に眠い目を擦りながら薄ら寒い洗面で歯を磨くことは「いい時間」だろうか?

「千歳飴」は名の通り子供の健康長寿を祈っての飴。親のみならず、おじいちゃんおばあちゃんも子や孫の「いい未来」を願います。ダーリンの冒頭「おいしいものを食べている。いつまででも食べていたいとさえ思っている。これは「いい時間」だ」・・・美味しいものを食べている「いい時間」の後に「歯を磨く時」それは決して「いい時間」ではないかもしれないけど、それは「いい未来」に続く・・・「時」7280

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です