BBTime 321 甘い歯

BBTime 321 甘い歯
「朝寝しておのれに甘えをりにけり」下村梅子

小生どちらかと問われれば「甘党:Sweet Tooth」で、和菓子・洋菓子どちらもOK。ブラブラネット散歩していましたら「Sweet Tooth」の文字。直訳したら「甘い歯」面白い!甘い舌とか甘い口ではなく「甘い歯=甘党」なんです、面白い!英語ネイティブは甘味は舌や口ではなく「歯」で感じるのでしょうか?

画像は「鶯餅:うぐいす餅」本家本元、奈良は菊屋の「御城之口餅」、太閤秀吉の命名とか。よく目にする薄緑色の鶯餅は、青大豆から作ったうぐいす粉をかけてあったりしますが、鶯とメジロを混同していたからとも言われます。メジロは薄緑ですが、鶯はどちらかというと薄茶色・褐色です。もうひとつ春の和菓子の「桜餅」、江戸と大阪で違うようです。まず江戸は「長命寺の桜餅」が次の画像。

お店のHPには「桜もちの由来は、当店の創業者山本新六が享保二年(一七一七年、大岡越前守忠相が町奉行になった年)に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして試みに桜もちというものを考案し、向島の名跡・長命寺の門前にて売り始めました」引用元はこちら。葉っぱを食べるのか?食べないのか?答えはこちらにズバリ!「以前、小沢昭一さんがお見えになったときにこんな小噺を教えてくださいました。 「ある人、桜もちの皮(葉)ごと食べるを見て、隣の人、 旦那、皮をむいて食べた方がいいですよ。 あ、そうですかとそのまま川の方をを向いて食べた」 川を向いて座れば、大川のゆったりとした流れと桜並木。どうぞ、そのまま春の日永をのんびりお過ごしください。 きっとそれが、桜もちの一番おいしい食べ方でしょう」引用こちら

これは大阪の桜餅(道明寺餅:どうみょうじ餅)、道明寺粉で作られています。鹿児島の桜餅はこちらを多く見るような気がします。全国和菓子協会のページにわかりやすく載っています。「桜餅 塩漬けした桜の葉で餅を包むという当時として新鮮な工夫は、江戸時代、向島にある長命寺 (徳川家光の命名) の門番をしていた新六という人が発案しました。春になると桜の葉の掃除に苦労していた新六さんは、葉をなんとか利用できないものかと考えました。そこで塩漬けした桜の葉で餅を巻いて売り出したところ、大変に評判になったといいます。桜餅の生地は2種類あることをご存知ですか? 関東では、小麦粉を水で溶いて平鍋で薄く焼いた生地に餡を包みます。関西では、「道明寺粉」でつくります。道明寺粉は、千年以上も前に、大阪の道明寺が発案した「道明寺糒(ほしい)」という、餅米を蒸して干してから粗く挽いたもので、兵糧(保存食・携帯食)として用いられたものです。現在では、関東関西を問わず「焼皮の桜餅」「道明寺粉の桜餅」両方が販売されています」出典はこちら

今回のきっかけはこの画像ページ「おやじのおやつ」。福岡市には、天神から歩いて数分の大名に行列のできる豆大福の「駒屋」があります、是非!余談ですが甘党の対義語は「辛党」・・別にカラムーチョ大好きではなく「辛党:酒を好んで飲む人、飲兵衛」のこと。ところで、なぜ甘党が「Sweet Tooth」なのか?カルノなりの解釈は「甘いものは歯で楽しむもの、楽しみ続けるためには歯を大事になさい」・・こじつけですかね(笑)。拙ホームページのアクセス数が777777回を超えました、深謝!777900
https://youtu.be/GmN-xiMmc1w

おまけ:「私は甘党です」を英語で言うと・・「I have a sweet tooth. I love sweets. Sweets are my weakness. I can’t resist sweets.」のようです(引用元はこちら)。

 

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