BBTime 372 減量胃袋

BBTime 372 減量胃袋
「夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり」三橋鷹女

小生、食べ物に関して「嫌いなもの」は皆無。お店で「嫌いなもの・苦手なものは?何かありますか」と聞かれると、こう答えます「不味いもの」。句の解説には『ここまで言いきれたら、さぞや気持ちがいいことだろう。言いたくても、なかなかこうすっぱりとは言いきれない。昔から人には素人栄養士みたいなところがあって、他人が少しでも弱っていると「ちゃんと野菜食べてる?」などと忠告したりする。言われた当人も、別の場面ではいっぱしの栄養士なのだからして、余計な忠告をうるさいと思いながらも、図星だから黙ってうなずくしかないのである。ここで鷹女が嫌悪しているのは、そうした他人からの無責任な忠告もさることながら、自分のなかに棲む栄養士的なる存在のそれに対してでもあったろう。つまり、句の憤りは、他人に向けられていると同時に自己にも向けられている。自分にも言い聞かせている。そう読まなければ、単なるわがまま句になってしまう。このとき、作者は三十七歳。1935年の女三十七歳といえば、もはや世の中に甘えたりすねたりできる年齢ではなかった。一見、無茶を言っていると写るが、実は万人の心の奥の本音をあっけらかんとさらしてみせているのだ。ここが非凡。現代はとりわけて、やれ栄養だのやれ健康増進だのと、かまびすしい世の中である。それだけに、句に共感する読者も多いと思う』解説より。今回は「英語耳」ならぬ「減量胃・ダイエット胃」についてのお話。

昔のこと。流れてきたのは、サイモンとガーファンクルの名曲「スカボロフェア」。歌い出し「Are you going to Scarborough Fair? Parsley, sage, rosemary and thyme,」の「パセリ セージ ローズマリー&タイム」・・これってハーブの名前じゃん!と歌詞が耳を通過し脳まで届き理解した瞬間をはっきりと覚えています。この時、勝手に「英語耳」になったと自覚しました。それまでも何度も何度もこの曲を聴いてはいるのですが、ただ単に「Parsley, sage, rosemary and thyme,」の音のフレーズでしかなかったのです。言わば、表音文字(音だけ)が表意文字になったような気がしました。今回、減量を志して1ヶ月経ってダイエット胃になってきた事を自覚できるようになりました。ここまでくればしめたもの!ちなみに「パセリは苦痛をやわらげ、セイジは強さと忍耐力、ローズマリーは愛 タイムは勇気の象徴」との書き込みを見つけました。

「胃が小さくなった」「食が細い」などの言葉を聞いた時に「オペで胃を切除しなければ小さくなるわけないじゃん」と思っていましたが、これは事実のようです。ここ数日「本当の空腹」が判るんです。今までは「いただきます」して、食べるなかで「そろそろ満腹だな」で御馳走様でしたが、今は食べ始める前に必要な量がおぼろげにわかります。どうやら胃袋が「ダイエット胃袋」になったようです。

日々の体重はシンプルに足し算引き算です。必要な量食べて、引き算となる消費量の差が、その日の体重を決めます。体はその日の引き算(消費量)に対して見合う足し算の量(食べる量)を要求します。今日5キロランニングするとその消費量を補うだけの食欲となりますが、明日雨で走らなかったとしても食べてしまったものは余分な量とは認識されません。これが「ダイエット胃袋」になると何となく余分が判るのです。

まあ、判るような分からんような話ですが、英語耳でもランニングハイでも経験した方には判る話です。まずはどんな事でもやってみる事でしょうね。5200

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