BBTime 472 Wマスク
「涼風をいひ秋風をいふ頃ぞ」矢島渚男
句の解説は『暦にしたがえば、いまごろの風は秋風。しかし、実感的にはまだ夏だから涼風(夏の季語)というほうが似つかわしい。さあ、どちらにしようか。この時季の俳人は困るのでしょうね。そんな心中をそのまま句にしてしまったというところでしょうか。話は変わりますが、何年か前に、春の選抜高校野球でマスコミが「さわやか甲子園」というのは間違いだと、本気で怒っていた俳人がいました。なぜなら「さわやか」は秋の季語だからというのですが……。どんなものですかねえ。『木蘭』所収。(清水哲男)』(解説より)。「爽やか」が秋の季語だという事を初めて知りました。本当に暑い、異常な程の暑い日々ですが、早朝の空気にわずかですが「秋」を感じるようになりました。今回は、口の外のマスク+口の中のマスク=W(ダブル)マスクについて。
雑誌「プレジデント 」の七月号(6/12発売)に「病気にならない生き方10」との記事を見つけました。6/12発売時点では「新型コロナウイルスの第2波襲来が確実視されている。そこで、生活習慣の改善で免疫力を高める方法を紹介する」とのサブタイトル・・まさに今(8/24)第2波の真っ只中。今からでもできることから是非、では早速10の方法とは・・以下抜粋引用。
1「マスク」手洗いとの併用でインフル最大51%減。ウイルスの感染経路は三つ「空気感染」「接触感染」「飛沫感染」・・通常はこの中の二つ、接触感染と飛沫感染が主流で、この二つを遮断することが重要である。「接触感染」予防に手洗い、「飛沫感染」軽減にマスク。 2「水うがい」水道水で1日3回 風邪の発症率36%減。たとえウイルスが体内に入っても、上気道の粘膜細胞に吸着して感染症状を引き起こさせないことが肝要であるため、うがいはしたほうがいい・・普通の水道水で1日3回のうがいを。 3「緑茶」含まれるカテキンでインフル発症率87%減。緑茶に含まれるカテキンには、急性感染症に対して抗ウイルス作用を示す多くの報告がある。細胞実験では緑茶に含まれるカテキンが、ウイルスの増殖を抑制している。緑茶を生活に取り入れるのは感染のリスク低下になるはずだ。
4「歯磨き」口腔内の清潔保ちインフル発症率90%減。口腔内環境が悪い人は、免疫物質IgA(侵入した病原体を無力化するように働く)が少ない。 5「睡眠」5時間以下だと風邪発症4・5倍に。睡眠時間のみならず「睡眠の質」も関係するが、せめて睡眠時間は5時間を切らないように。 6「飲酒」毎日お酒を飲むと風邪のリスク54%低下。ストレス軽減や血流改善で免疫力を高める側面があるのかもしれない。特に上気道を温めることもいい。しかし、飲みすぎは免疫力を確実に低下させる。
7「日光浴」ビタミンD補給でインフル発症50%減。近年、ビタミンDは「万病に効果アリ」と、みられるようになってきた。しっかり日光を浴びれば、1日で75マイクログラムものビタミンDを作れるといわれています。日光浴のみで推奨濃度の九割に達するという説もある。1日に20分は日の光を浴びたい。 8「血圧安定」生活習慣病を治し免疫細胞を活性化。免疫細胞が効率的に働けるように糖尿病の管理、血圧の安定といった、生活習慣病を放置しないことが感染しても重症化させない大きな鍵になる。 9「体型維持」太りすぎも痩せすぎも重症化・死亡リスク増。その人の生活習慣の”積み重ね”が大きく表れるのが、体形。BMI(ビーエムアイ:体重kg÷身長m÷身長m)が23~27の間が最も死亡リスクが低かった。 10「体内時計」リズムがズレると免疫力60%ダウン。体内時計は体のそれぞれの生理機能が、最も働くべき時刻にピークを迎えるように整えてくれます。このリズムが乱れると病を発症し、免疫力が低下することがわかっている。
以上、十の方法について駆け足でご紹介しましたが、口に関することが二つ「水うがい」「歯磨き」入っています。口腔内(口の中)を清潔に保つことはまさに「口の中のマスク」。歯をきちんと磨き、水うがいの励行で口の中にもマスク。外出時の着用で「ダブルマスク」です。ご自愛の程ご歯愛の程。8390