歯医者の子どもにムシ歯がない本当の理由07

「歯科医は治せない」

「ムシ歯の部分を人工物に置き換えているだけ!」

では、歯医者は何をしているのか?

歯医者が行っていることは「機能の回復」だけなのです。

ムシ歯になった部分を人工物に置き換え、

日常生活における、食事・会話・笑顔などに問題が無いように、

機能を戻しているというのがより真実でしょう。

歯医者は反論します。

「歯牙の特性上、一度ムシ歯になって失われた部分は戻らない」

おっしゃる通り!

歯(歯牙:しが)は、骨と違って、再生したり治癒することはありません。

骨折しても骨はまた骨自身の力で繋がりますが、

歯は無理です。

歯医者は、歯そのものを治すことはできないが、

歯の持つ機能を回復することだけは、ある程度できる。

だから「歯医者は歯を治せない」。

ゆえに「ムシ歯をつくらない」が

最高の歯医者の仕事なのです。

いいですか?

「ムシ歯をつくらない」ことは、

ひとびと(患者さん)のやるべきことではなく、

歯医者の仕事なのです。

ひとびとの歯をムシ歯から守ることが、

歯医者の仕事なのです。

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