真人(しんじん)の息は踵(かがと)を以てし、
衆人の息は喉(のど)を以てす 「荘子」
真人(道理を悟った人)の境地を象徴するものとして、
荘子は深々とした息の仕方をあげる。
衆人の息の仕方は喉でするように浅い。
これとは対照的に、真人の息は、
踵から吸って全身に行きわたらせたあとに、
ふたたび踵からゆっくりと吐きだしていく、
深く静かな呼吸である。
齋藤孝「声に出して読みたい日本語」より
I’m just glad to be alive.
生きていることに、ただただ感謝です。