超訳「ニーチェの言葉」4

超訳「ニーチェの言葉」006「誰にも一芸がある」
どんな人にも一芸がある。
その一芸は、その人だけのものだ。
それを早くから知っていて、充分に生かして成功する人もいる。
自分の一芸、自分の本領が何であるか、
わからないままの人もいる。 (中略)
いずれにしても、くじけず、たくましく、
果敢に挑戦を続けていけば、
自分の一芸がわかってくるはずだ。
「人間的な、あまりに人間的な」より

I have no time to spare. Let me hear the conclusion.
時間がないので、結論を聞かせてください。

平仮名のない俳句3

時期はとっくに過ぎましたが漢字だけの俳句3。
「山又山山桜又山桜」阿波野青畝
山桜の季節になると必ず思い出します。
俳句そのもの(読み・意味)のみならず、
字面だけ見ても景色そのものです。
この発想には脱帽です!
昔遊んでいた麻雀の牌を思い出しました(笑)

Drive down the trails and see the scenery.
道を走って、景色を見るんだ。

ニコラ歯科No.64ー予防歯科医療はエコ産業である−1

「今後伸びる産業のひとつはエコ産業。
予防歯科医療は、これもひとつのエコ産業!」
と今朝ツイートしたら、早速「なぜ?」との質問がきました。

このことは、ラジオのニュースを聞いていてふと思いました。
エコ産業のしっかりとした定義はさておき、
次の5つのような視点から考えてみます。
1−環境に負荷をかけない
2−サステナブル:sustainableである
3−人々を幸せにする
4−比較的安価である
5−産業・ビジネスとして成り立つ

まず「1−環境に負荷をかけない」
この環境とはマクロとミクロの両方考えられます。
マクロとは、いわゆる地球的な環境で、
予防歯科は旧態依然とした歯科治療とはことなり、
地球環境にたいする負荷は極めて小さくなります。
パラジウムなどの金属を使うこともなければ、
金や白金を使うこともありません。
補綴物(かぶせもの)を作ることに関する、
材料や仕事、電気や水の使用も不要となります。
もちろん技工だけでありませんが、少なくとも、
予防歯科においては技工は不要です。

ミクロとは、ズバリ口の中、歯そのものです。
生えてきたままを維持することが歯科予防です。
歯を削ることも、さらには詰めることもありませんから、
歯に対する負荷はゼロに近いと言えます。

次は「2−サステナブル:継続可能である」
今や歯科診療所の数は、コンビニの1.5倍以上です。
見方を変えると、歯科診療所は社会インフラとして、
数の上では成熟したインフラと言えます。
いつでも、どこでも、だれでも、
歯科診療所に行くことができます。
加えて、今の診療所が持つ設備や器械で充分です。

「3−人々を幸せにする」
確かにムシ歯治療(後手後手医療)は人々を、
正確には患者さんを幸せにします、
というより、困り事のない状態に 戻します。
元の状態ということは、ゼロに戻すということで、
これは決してプラス(幸せ)にすることではありません。
一方、ムシ歯予防(先手先手予防)は人々を、
間接的ですけど、明らかに幸せにします。
歯の痛みを知らない人生、
前歯はもちろんのこと、奥歯も白い。
これはまさしく高いQOLです。

「4−比較的安価」
価値観は人によって様々ですから、
比較的安価と言っても捉え方はいろいろかも知れません。
ただし、はっきり言えるのは、
自分の歯(元々生えてきた)ほど、
価値のあるものはないということです。
詳しくはこちらを 読んで欲しいのですが、
簡単に言うと20万のお金で、
全部健康な大人の歯を手に入れられるとしたら
あなたは、買う?買わない?

「5−ビジネスとして成り立つ」
今現在、日本の多く、いやほとんどの歯科医師は、
極端な言い方ですけど、
歯を削って詰めて収入を得ています。
歯科予防では「歯を磨く」だけです。
ヒトサマの歯を磨くだけで、
ビジネスとして成り立つのです。
どのようなビジネスモデルかは、
いずれまた書きます。

足早に書いたので乱暴な理論展開かも知れませんが、
遠慮なく、感想を!

ハナ通信No.73ーマンジャーレ・カンターレ・アモーレ!

ハナ通信 No.73  2010.04 ハナ通信はこちらも
「味噌・醤油・塩・酢・浅葱・初鰹」 瀬戸正洋

遊=「マンジャーレ・カンターレ・アモーレ!」

まずは掲句。解説に「調味料、そして薬味、初鰹。
単語の羅列だけでできた句。
映画のカメラが台所を撮影しているような感覚がある」
(食の一句)とあります。
まさに、ここ日南は今が初鰹の旬、もちろん堪能しました!
ちなみに浅葱はあさつきと読みます。
初鰹と言えば江戸前期の俳人、
山口素堂の句「目には青葉山時鳥初鰹」には、
正しくは「は」が入っています。

さてタイトルの三つの語句。
イタリア語をかじった方はご存じ、
イタリアに興味ある人にも耳なじみの言葉でしょう。
イタリア人は「食べる・歌う・愛する」ために生きていると、
よく日本では評されます。
これに関するイタリア人の興味深い記事を見つけました。
来日後はじめこそ面白いと感じたが、
あまりにも目にするので、
今では次元の低いステレオタイプだと思うようになったとのこと。
同時に、ふと気がついたそうです。
この三つはすべて「口という器官」が関係している!
言われてみればそうですね。
食べる、歌うはもちろんのこと、
彼の解釈では「愛する=キス」で、
やはりくち。
カルノはその昔「モノゴトのイロハ」を
「物事の胃口歯」ともじったことがあります。
イタリア人のみならず日本人もアジア人も、
いな地球人の多くは「食べる・歌う・愛する」
楽しい日々を送りたいと願っていると思います。
その主役が口です。
この際、口という器官を「人生を味わうための器官」と
とらえてみてはいかがでしょうか。
記事の中で彼は
「口の筋肉を鍛えれば、その三つがより良くなるのでは」
とも書いています。
人生を味わうために、
歯科医院で定期的なメンテナンス(クリーニング)を受ける。
より味わい深い人生への隠し味ならぬ隠し技。
是非、歯のお手入れは自宅のみならず、
歯の美容室(歯科医院)へも。
歯は磨いても、もらうもの!
ムシ歯はセルフケア+プロケア=100%予防可能なんです!

「人生とはマンジャーレ(胃)・カンターレ(口)・アモーレ(愛、ハート)」
これすなわち「人生のイロハート」。

参考文献:食の一句 櫂未知子
おいしく旅するイタリア語講座 料理王国2004/07号

新商品を求める酒屋と群がる客ーヒロシの酒部屋No.48

<新商品を求める酒屋と群がる客>
再来週ぐらいに発売予定の芋焼酎がある。
数はかなり少ない。
味の良し悪しに関係なく、ネットからの情報なのか、
発売前にもかかわらず、目新しい客が群がっている。
でもこの方々は、同じ蔵の他の焼酎を買おうともしない。
焼酎ブームの時は、こういう方々も、ある意味、
広告塔になっていたかもしれない。
でもブームの終わった今、蔵も酒屋も
価格に見合ったより満足感のある良い焼酎を
提供して、消費者に評価してもらわないといけない。
もし、こういう方々に酒屋が売っていたとしたら、
商品は育たないであろう。これは蔵にとっても不幸な事である。
でも逆に、そういう客を酒屋が作っていると
私は思っている。
なぜなら、味に関して蔵に進言するでもなく、
目新しさを蔵に求め、それを売る材料にしないと
売る事ができない酒屋が多すぎるからである。
焼酎ブームで市場は広がったが、
ブームの前の様な純粋な取り組みが
できる環境に戻るには、もう少し時間が
必要なのだろうか!?

ヒロシとは

アスパラガス

平仮名のない俳句2

「意志権利根性勇気アスパラガス」中田美子
本の解説によると、
「アスパラガスは健気でまっすぐなゆえに、
意志権利根性勇気がぴったりというのはまずい。
中略 アスパラは忍耐を要する作物。
歳月をかけてやっと一人前になり、
そしてあっけなく食べられてしまう美学を持つ」
とあります。
アスパラと言えば栄養ドリンクにあったような(笑)

Life is surely full of surprises.
まったく、人生とは驚きの連続だね。

ニコラ歯科No.63ーイタリア料理かフランス料理か?

D=DentistryとC=Cultureの分離について。

DとCについては、愛のピラミッドをどうぞ。
例えば、ある街に三軒の洋食屋さんがあるとしましょう。
一軒目は「西洋レストラン」西洋料理全般の店。
二軒目は「イタリア食堂」イタリア料理専門店。
三軒目は「フランス屋」 フランス料理専門。

さてあなたは「ピザを食べたい!」時に、
どの店に行きますか?もしくは行きたいと思いますか?
また「ボルドーワインを飲みたい!」と思えば、
どの店に足を向けますか?
もしくは「特にこだわらず、適当に安くあげたい」としたら?
そうなんです。
目的によって選ぶ店は違ってきますよね。

実はC(予防・メンテナンス)とD(歯科治療)とは
異質のモノ・サービスです。
サービス(商品・内容)そのものも違うだけでなく、
来院者(クライアント・客)の意識
(希望・目的など)も全く異なります。
ゆえに、分離するほうがベターなのです。

こちらも参照!時代の変遷

平仮名のない俳句1

平仮名のない俳句1
「味噌・醤油・塩・酢・浅葱・初鰹」 瀬戸正洋
解説に「調味料、そして薬味、初鰹。
単語の羅列だけでできた句。
映画のカメラが台所を撮影しているような感覚がある」
(食の一句)とあります。
まさに、ここ日南は今が初鰹の旬、
もちろん堪能しました!

ちなみに浅葱はあさつきと読みます。
初鰹と言えば江戸後期の俳人、
山口素堂の句「目には青葉山時鳥初鰹」は、
正しくは「は」が入っています。

The simple flavour of rice goes well with just about everything.
お米はシンプルな味だからこそ、どんな料理にも合うのです。

超訳 ニーチェの言葉3

042「安易な人生を送りたいなら」
この人生を簡単に、
そして安楽に過ごしていきたいというのか。
だったら、常に群れてやまない人々の中に混じるがいい。
そして、いつも群衆と一緒につるんで、
ついには自分というものを忘れ去って生きていくがいい。
「力への意志」

Everyone has stress from the job.
誰にも仕事のストレスがあります。