煮凝:にこごり:心に遺したい言葉2
「煮凝りのぷりぷりと箸に踊りけり」石田自得
煮魚をした冬の夜は、次の朝が楽しみでした。
煮魚の汁が固まってできる寒天状のあのプルプルとした
「煮凝」の感触、そしてひんやりとした歯触りは、
他の何ものにもかえがたいものでした。
(中略)むかしはまだ冷蔵庫もなく、
寒夜の自然がつくった、一種の芸術的料理だったのです。
(心に遺したい季節の言葉より)
*少年の記憶に煮凝りあります、鰈の煮付け!
You can hold your liquor, can’t you?
お酒は、いける口なんでしょう?