「訂正人語」:書き変えられる天声人語

「訂正人語」書き変えられる天声人語
最近、気がついたことひとつ。
新聞紙の(印刷された)「天声人語」と、
ネットで見ることのできる「天声人語」の文章が、
たまに違うことがあります。
時間的なことを考えると、
新聞紙のほうが早い文章でしょう。
その後、何らかの理由で、書き変えられた。
2012/01/11天声人語の最後の段落。
新聞紙では
「春に無罪となれば、首相から被告人になった師匠、田中角栄氏の逆を行くつもりなのかもしれない。今度こそ最後のご奉公と。壊し屋と呼ばれた人物を軸に転がり続ける政治は、不毛である。なかなか埋まり切らない宅地のように。」
ネットでは
「春に無罪となれば、首相から被告人になった師の逆を行くつもりかもしれない。今度こそ最後のご奉公と。何度目の勝負か知らないが、壊し屋と呼ばれた人物を軸に転がり続ける政治は空しい。手入れが行き届かない住宅地のように。」
これまでも、
新聞紙とネットで違う文言を見つけることは、
たまにありました。
今回は、かなり表現が違いましたね。
「天声人語」が「訂正人語」に?

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