「求めない」はじめに
誤解しないでほしい。
「求めない」と言ったって、
どうしても人間は「求める存在」なんだ。
それはよく承知の上での
「求めない」なんだ。
食欲性欲自己保護欲種族保存欲
みんな人間のなかにあって
そこから人は求めて動くーそれを
否定するんじゃないんだ、いや
肯定するんだ。
加島祥造著「求めない」より
*『求める』「求めない」はまさしく紙一重
一日一食のスタイルにして四ヶ月半が過ぎようとしています。
最近、発見したことをひとつ。
歴史的にヒトは飢餓には慣れっこだったようです
よって、一日一食でも病気にならず倒れず・・。
本来、ヒトは飢えには慣れています。
ところが、胃が空腹でない時に、ビスケットをパクリ、
すると、脳は「ラッキー」とでも思うのでしょう
食べられるうちに食べろ!と言わんばかりに、
二枚目のビスケットを欲しがります。
今、あなたは長距離ランニングの最中、
10キロまで順調に走って来ました、
10キロ過ぎて悪魔がささやきます
「ちょっとくらい歩けば」
ここでひとたび歩いたら、もう終わり
今まで、歩かずに走り続けたのに
30メートルでまた歩いてしまいます。
ヒトは飢餓状態、走り続けている状態など言わば「緊張の糸」、
その「緊張の糸」が切れた途端に、今まで耐えて来れたはずなのに
思考が一変し食べ始め、歩き始めます。
「求める」と「求めない」はまさに紙一重
「食べる」と「食べない」も紙一重。
この紙一重を超してしまうと、もう大変!手遅れです。
紙一重の紙を破るか否かはあなた次第
もう一つは、これ。
トーマス(モーゼル)のリースリングトロッケン。1800円
これがまた抜群にうまい。
繊細で元気な酸があり、ふくよかで味に厚みがあるハイレベルなワイン。
この2011年は感動ものである。辛口にとってこの2011年は
いい年なのだろう。これを飲むと、きっとこの暑さを乗り切れるでしょう。
「鹿児島市岡山酒店 岡山氏のメールより」