GAPをうめる方法

GAPをうめる方法

GAP

 

ギャップをなくす方法を4通り考えました。
仮にAが歯科医の勧めるレベル、Bが人々の日常としましょう。
ここでは、人々の日常より高いところに歯科医の勧める内容があるとします。
高いハードル=ギャップ、このギャップの存在が「ムシ歯は100%予防可能」であるのにもかかわらず、100%予防できない現状をつくり出している、と考えます。

1−BをAのレベルへ引き上げる。
患者教育(個人的にはあまり好きではない言葉ですが)、情報提供等によって歯科医の提唱するレベルまで日常をレベルアップしてもらう。具体的にはホームケアの内容のアップに加え、プロケア(歯科診療所でのケア)を定期的に受けてもらうことなどが当てはまるでしょうか。
アップ

2−AがBのレベルに下がる(妥協する)。
患者目線まで、歯科医が降りてゆき、最大限可能なことをする。ムシ歯が出来てから歯医者に行くという従来のスタイル。
ダウン

3−AとBが、ともに歩み寄ってCに。
出来るだけひと月に一度のプロケア、もしくはせめて2ヶ月に一度のプロケアを勧めるのがA。かたや6ヶ月に一度で充分とするB。そこで3ヶ月に一度にしましょうとする、歩み寄りC。
歩み寄り

4−AとBの間のギャプを別のDで埋める。
ギャップをなくす方法を、もうひとつ考えました。存在するギャップを、AでもなくBでもなくCでもない、まったく別のDで埋めてなくす方法です。
埋める
ギャップをなくす方法は、上記の1、2、3のいずれかではなく、相手(患者さん、健康な人)に合わせて選んだり、複合的に組み合わせたり出来ると思います。加えて方法4:別のモノで埋めるという手法。イメージとしては、メタボ対策必要な人において、内科と日常の間に存在する「スポーツジム」です。学校と日常の間に存在する「塾」です。

5−歯科におけるスポーツジム・塾とは
今、考えているのはカフェです。その名も「ハノカフェ」(歯のカフェ)。まだ大雑把にしか考えはまとまっていませんが、「食べる楽しみ」と「ムシ歯予防=歯に対する敬意」をどうにかして直結できないかと思うのです。歯科医と一般人の思うところを変えるのではなく、別のDをつくり出すことで解決できないでしょうかね。ムシ歯予防とカフェを結びつけるのは、やはりギャップがありますか(笑)。

GAP

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