BBTime 062 ペプシ減糖!宣言
「カステラが胃に落ちてゆく昼の秋」大野林火
このような感覚はついぞ味わったことはありません。ひと昔前はカステラと言えば高級菓子の横綱でした。「胃に落ちてゆく」は名残惜しいのか、感動して胃が驚いているのか? 句の解説を読むと両方のようです。「昭和九年がどんな年だったのかと見ると、不況の中、東北地方大冷害、凶作、室戸台風など災害の多い年だったとある」(解説より)、災害の多い歳でしかも当時 、洋菓子の王様だったと思います。さて先日「甘い笑顔」でWHOの加糖飲料に課税要請の記事を紹介しましたが、なんとペプシコーラがすばやく対応するようです、大歓迎大賛成!
「「ペプシコーラ」で有名な米飲料・食品大手ペプシコは17日、世界で販売する自社製の飲料に含む砂糖の量を減らすと発表した。加糖飲料が肥満の元凶だとして清涼飲料水への課税が世界的に広がるのに押され、商品戦略の変更を迫られた。他の飲料メーカーの戦略にも波及しそうだ。ペプシコは世界で販売する飲料の少なくとも3分の2を対象に、砂糖のカロリーを12オンス(約350ミリリットル)当たり100キロカロリー以下に減らすと説明している。2025年までに達成するという。」(10/18共同より)
Wikipediaによると「ペプシコーラは、1894年にアメリカ合衆国ノースカロライナ州の薬剤師ケイレブ・ブラッドハムが消化不良の治療薬として売り出した飲料に起源を発する。当初の処方では消化酵素のペプシンが含有されていたので、1898年にペプシンに因んでペプシコーラと名前を変更した」
先日の日経記事では「今後は砂糖関連業界や飲料メーカーが強く反発する可能性もある」と締めくくっていましたが、あにはからんや(豈図らんや)ペプシは砂糖減量に動き始めました。ひょっとするとペプシは天の邪鬼なのかも知れません。アップル大好きカルノが思い出すのがスティーブ・ジョブズとジョン・スカリーのエピソードです。「Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world? このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか? それとも俺と一緒に世界を変えてみないか?」改めて読んで感心しました!スティーブ・ジョブズはコーラが砂糖水だと見抜いていたのですね、流石です。他の飲料メーカーもペプシに習って砂糖減量宣言をして欲しいところです。CMではコカ・コーラに負けていますが今回は一歩リードのようです、陰ながら応援します。ジョブズの命日が去る10/05、ペプシは彼へのオマージュ(敬意)として英断を下したのかも・・。
今回のBBTimeは、ペプシ1歩リードの動画とCM動画、三つ目は大好きアップルの動画です。年に1度くらい「コーラ飲みたいな」と思うことがあります、次からは迷わずペプシにします!年にイチドと言わず胃の調子がおかしい時には胃薬替わりにペプシを飲もうかしらん。6740
https://youtu.be/XR6JtMIdMuU