BBTime 136 笑医と美味医:ワライとウマイ
「うなぎの日うなぎの文字が町泳ぐ」斎藤すず子
ご無沙汰です。鹿児島市は揺れました・・梅雨開けました。気が早いですが気になる「土用の丑」。今年は今月25日火曜日と来月6日日曜日の二回だそうです。夏バテに効くといっても鰻が不味ければ慣習にはならなかったでしょう。早くもコンビニにはうな丼・うな重の宣伝を見ます。何につけても商魂たくましいコンビニですが、見方を変えると日本の習慣をアシストしているとも言えます。まさしく「あっちこっち「う」の字が泳ぐうなぎの日」山本直一
さてタイトルの「笑医と美味医」または「笑医師と美味医師:ワライシとウマイシ」。宮崎のお菓子屋さん「ゴローズ」の社長さんの話に「僕らはケーキを売っているのではない、笑顔を売っているのだ」とありました。ケーキの箱を下げて帰宅、夕食後、冷蔵庫からジャジャーン!その時の皆の笑顔こそが商品だ・・とのことです。お菓子屋さんではなく「可笑しい屋さん」「嬉しい屋さん」。かたや日々の診療で小耳に挟みます(スタッフの聞き取りの中に)「歯医者は苦手だから」「歯医者には行きたくなくて」・・昔、居酒屋カウンターで横に座った人と話していて面と向かって「歯医者は嫌いだ」と言われたこともあります。先月のNHKラジオ英語講座の中には「彼は歯医者(歯医者に行くこと)を嫌っている(ヘイト使用)」とのスキットもありました。悲しくなります。昔々、宇宿(うすき)に住んでいた時に、一部の中学生男子は警察官のことを「ひね」と呼んでいました。一説によると「笹貫(ささぬき)弁」で警察官はひねくれているから「ひね」と言うんだとのこと、失礼な話です。
歯科医師が好かれないのは、やはり努力不足でしょう。早い時期から歯科医ではなく「笑医・美味医」であったなら、「最近笑っていないなあ」「近頃美味いもの食べてないな」で「行こう」「定期的に行こう」となっていれば、今頃「6480」の国になっていたことでしょう。歯科医療はあなたの「笑顔」「美味しい」のためにあると言えます(小生は確信します)。
うなぎと土用の丑をつなげたのは平賀源内の仕業だと聞きます。ムシ歯予防と「笑顔」「美味い」をつなげてもらいましょうかね。実は彼と歯科はつながりがあります。「土用の丑の日にウナギを食べる風習は、源内が発祥との説がある。ただし大伴家持が発祥ともいわれている。また明和6年(1769年)にはCMソングとされる歯磨き粉『漱石膏』の作詞作曲を手がけ、安永4年(1775年)には音羽屋多吉の清水餅の広告コピーを手がけてそれぞれ報酬を受けており、これらをもって日本におけるコピーライターのはしりとも評される。」ウイキペディアより
それとも「ウナギイヌ」の生みの親のひとり赤塚不二夫に頼みましょうか。是非、笑顔、美味いのために歯科医院を利用してください。
「Good taste, Sweet smile」
今回のBeat はかなり早いのですが・・この動画と曲です。まずはご覧あれ!「笑顔は他人(ひと)の為ならず」9270