BBTime 241 したしたこおか

BBTime 241 したしたこおか:舌下小丘
「金魚屋のとどまるところ濡れにけり」飴山 實

さすがに行商の金魚屋さんを見たことはありません。本物のロバの引く「ロバのパン屋」は見ておりました。タイトル「したしたこおか」正しくは「舌下小丘:ぜっかしょうきゅう」です。舌を上げると舌の下に筋が見えます、その筋の前歯側に小さな膨らみ(小丘)があり、これがツバの出る部分で時にピューっと出ることもあります。

本日は「雨ザーザー降ってきて」の六月六日。鹿児島は梅雨入りしたものの今年は空梅雨なのかあまり降らず・・昨日は結構降りましたが。本題にはいりましょう。上の前歯と下の前歯はどちらがムシ歯に「なりにくい」と思われますか?答えは下の前歯です。わけは「舌下小丘」に関係します。下の前歯は舌下小丘のすぐ前にありますので、常に唾液で濡れた状態です。下の前歯は常に唾液で守られているので最もムシ歯になりにくい部位なんです。

一方、上の前歯特に「前歯の唇側」は唾液が届きにくいのでムシ歯になりやすい部位です。大人(永久歯)も子供(乳歯)も同じです。ムシ歯になりやすい上に歯の中で一番目立つ歯が上の前歯です。上の前歯がムシ歯になる→樹脂を詰める→やりかえる→神経を取る→かぶせる必要発生→陶器の歯にしますか?保険の歯にしますか?

唾液の力は偉大です!その力を利用しない手はありません。簡単です!舌で上の前歯を舐めてください、ベロベロしてください特に唇側を。歯の表面をベロベロすることで汚れを取ることができるし、唾液の緩衝作用(phを戻す作用)によってムシ歯発生を抑制できます。素磨き・唾液磨きも極めて有効です。食後に(おやつも含めて)お茶で歯を素洗いした後はまずは唾液磨きをオススメします。唾液についての詳しいサイトを見つけました(こちら)。

ブログを書きながら上の前歯の唇側を舐めていて、幼かった頃ゴリラやチンパンジーの真似をしたことを思い出しました。人に見られても差し支えのない場所と時間で上の前歯ベロベロを!曲は高中正義の「bamboo vender」です「きんぎょーえきんぎょ」が聞こえてきます。雨にちなんだ曲も二曲・・ベロベロしながら聴いてください。8850


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