BBTime 269 人生七味唐辛子

BBTime 269 人生七味唐辛子
「新涼や豆腐驚く唐辛子」前田普羅

作者は昭和29年没の高浜虚子に師事した俳人。先日、朝日新聞の「折々のことば」に「人生、七味とうがらし」を見つけました。「折々のことば」は第一面左隅、鷲田清一氏によるコラムです。
「人生、七味とうがらし ある占師
鷲田さんのことば うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ。人を翻弄(ほんろう)するこれら七つの性(さが)は、いずれも自他の比較に由来する。他人と較(くら)べる中でしか自己を見ることのできない人の宿痾(しゅくあ)であり業であるが、これと正面から向きあうことで人生の味わいもいっそう深まると、テレビ東京系の連続ドラマ「ラストチャンス 再生請負人」(原作・江上剛)に登場する謎の占師は言う。(鷲田清一)」朝日新聞

*「うらみ・恨み・怨み」恨むこと(心)、恨む=ひどい仕打ちをした人に対して機会有らば仕返しをしてやろうと思う気持ちを、いつまでも忘れずに持ち続ける。(望み通りにならなくて)残念に思う。
*「つらみ・辛み」つらい気持ち。つらい=その状況に身を置くことが苦痛に感じられて、出来ることなら自分としてはその状態から離れたい(そうしないで済ませたい)感じだ。
*「ねたみ・妬み」ねたむ気持ち。ねたむ=他人の幸運・長所をうらやんで、幸福な生活のじゃまをしたいという気持ちをいだく。
*「そねみ・嫉み」そねむ気持ち。そねむ=(他人の幸運や長所を見て)自分にはそれが望み得ないことを不満に思い、相手に悪いことが起こればいいと思う。
*「いやみ・嫌み・厭味」=相手の弱みなどを衝(つ)くようなことを遠回しに言ったりしたりして、引け目を感じさせようとすること。また、その行動。
*「ひがみ・僻み」僻む気持ち。ひがむ=(自分に関係の有る物事について)曲解して、自分ばかりが損な(低い)立場に立たされていると思い込む。
*「やっかみ」(東北・関東方言)ねたむ。そねむ。
「性」=自分の力ではどうすることも出来ない、生まれつきの性質やめぐりあわせ。
「宿痾・しゅくあ」=治りにくく、一生かかっていると思われる病気。(新明解国語辞典第七版より)

七味唐辛子・七色唐辛子のレシピはいくつか有るようです。以下八幡屋礒五郎より
「七味を彩る七つの素材:七味唐辛子を構成する素材には定義がありません。「七つの素材=七味」がブレンドされた唐辛子であれば、すべて七味唐辛子と呼べます。店ごとにそれぞれの「七味」があり、その調合に工夫があり、それが味や香り、色などの特徴となって表れています。八幡屋礒五郎の七味は、辛味を出すための唐辛子、辛味と香り両方を併せ持つ山椒・生姜、風味と香りの良い麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の七つ。辛味と香りの調和のとれた独特の味わいが特徴です」(ホームページより)
「味に歴史あり:日本に七味(七色)唐辛子の老舗は三軒あります。東京・浅草「やげん堀・中島商店」さん、京都・清水の「七味家本舗」さん、そして長野市・善光寺の「八幡屋礒五郎」です。
「やげん堀・中島商店」さんの七味唐辛子の原料は、生唐辛子、焼き唐辛子、胡麻、山椒、陳皮、ケシの実、麻の実。生唐辛子と焼き唐辛子の両方を使った辛さと胡麻の風味が特徴です。
「七味家本舗」さんの七味唐辛子の原料は唐辛子、山椒、麻の実、白胡麻、黒胡麻、青のり、青紫蘇。唐辛子以外はすべて香りを持った素材を用い、香りを立たせているところが特徴といえるでしょう。「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子はこの二軒と比較すると、辛みも香りも両方を立たせた構成となっていますページ







画像は「八幡屋礒五郎」より拝借。順に「唐辛子・生姜・紫蘇・山椒・陳皮・胡麻・麻種」で七味。おまけは小生のインスタグラム投稿文章です。4500

曲はドナ・サマーの「Hot Stuff」!

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