BBTime 444 予防薬
「春のかぜこんぺいとうが効きました」田邊香代子
こんな金平糖があればバカ売れでしょうね。昨日朝のラジオ(4/14TBS系)「日本全国8時です」の話題は「コロナウイルスにおける治療薬と予防薬」でした。
画像は新型インフルエンザ治療薬「アビガン」です。新型コロナウイルス感染症に効果があると注目されています。この薬の問題は催奇形性(胎児に対する悪影響)の副作用で、男女問わずリスクがあるとのこと。使用する際には十分な配慮が必要です。もうひとつはエボラ出血熱治療薬「レムデシビル」で実に70%の効果があったそうで、今のところ一番有力な治療薬だそうです。
予防薬として「カモスタット(経口薬:飲み薬)」「ナファモスタット(点滴薬)」が注目されているとのこと、これらは元々「慢性膵炎:まんせいすいえん」の薬です。予防薬とは感染予防、重症化を防ぐ薬です。もちろんワクチンがベターですが、新型コロナのワクチン開発にはまだまだ時間がかかりますので、今すぐ使えるのはこの「カモスタット」となります。課題は使う量(どれだけ飲めば侵入阻止が可能)がまだはっきりしてないそうです、本来は膵炎の薬ですので。
最新の中国の報告(中国国家衛生委員会)に治療薬としての漢方薬があるそうで「清肺排毒湯:せいはいはいどくとう」という日本にはない漢方です。報告によると治療薬として実に87%(1261人中1102人治癒)の効果があったとのこと。日本にはない漢方薬ですが、似た効果の漢方は国内にもあるそうです。(ラジオでは97%と言っているのですが、1261人中1102人治癒だと87%になります)
治療薬・予防薬とも安全性の確認などで、少なくともあと数ヶ月はかかるそうです。今日現在、すぐ使える治療薬・予防薬はありません、しかし予防行動はあります、可能です。三密を避け、丁寧手洗いを励行する・・あと数ヶ月、薬が使用可能になるまでは「行動変容」あるのみです。付け足しますが、口腔清掃は免疫低下を阻止します。免疫力維持のためにも口腔清掃励行もお願い致します。では、ご自愛の程、ご歯愛の程・・ここまで書いて「コロナウイルスと金平糖は形が似ている」「金平糖が特効薬であれば良いのに!」と、ふと思いました。6640
補足:ムシ歯・歯周病の治療薬・予防薬もありません。予防策は唯一「適切な歯磨き」です。くどいようですが「唾液によるダラダラ磨き」をお勧めします。タイトル「予防薬」に因んでか「444」のゾロ目となりました(喜)。