BBTime 530 呵呵大笑

BBTime 530 呵呵大笑:かかたいしょう
「赤とんぼじっとしたまま明日どうする」渥美清

本日八月四日は寅さんの命日。1996年、享年六十八。掲句は秋の句ですが御容赦を。解説には『掲句はもう一歩踏みだしている。お前、明日はどうするんだい。そう言ってはナンだが、何かアテでもあるのかい。この優しい呼びかけは、もとより自身への呼びかけである。お互いに、風に吹かれて流れていく身なのだからさ。と、赤とんぼを相棒扱いにして呼びかけたところに、露風とはまた違う生活感のある人間臭い抒情味が出た。作者は、ご存知松竹映画「『男はつらいよ』シリーズ」で人気のあった寅さんだ。いや、寅さんを演じた役者だ。渥美清は、俳号を「風天」と称していた。「フーテンの寅」に発している。掲句は朝日新聞社発行の雑誌「アエラ」に縁のある人々の「アエラ句会」で披露された45句のうちの一句。熱心で、句会には皆勤に近かったと、亡くなった後の「アエラ」に出ている。このことを知ると、どうしても「寅さん」が詠んだ句だと映画に重ね合わせて読んでしまう。止むを得ないところだが、しかし、そういうことを離れて句は素晴らしい。「どうする」の口語調が、とりわけて利いている。この秋の赤とんぼの季節も、そろそろおしまいだ。「明日どうする」。どうしようか。「アエラ」(1996年8月19日号)所載』(解説より抜粋)。今回は寅さんへのオマージュ・・第45作「寅次郎の青春」にエキストラ参加したひとりとして。

タイトルの「呵呵大笑:かかたいしょう」とは、大声をあげて笑うことです。最近、興味深い記事を目にしました。この方が笑うとすべて「呵呵大笑」になるのでは、と思ってしまいます。漢字スタンプはこちら(小生作)。

その記事とは「世界で最も大きな口」の女性、米国人のサマンサ・ラムズデルさん ギネス記録」です。『(CNN) ギネス・ワールド・レコーズは8月1日までに、米コネティカット州に居住するサマンサ・ラムズデルさん(31)を世界で最も大きな口を持つ女性として認定した。開口した場合は縦が6.56センチ、横が10センチ以上と測定された。ラムズデルさんによると口の大きさは既に有名だったが、動画アプリ「TikTok(ティックトック)」上で記録への挑戦を促されたのがきっかけだった』(記事より抜粋)。

記事動画を見て頂くと口がいかに大きいか・・歯科医としては口が大きいと言うよりも「いかに大きく口が開くか」のような気がします。日々の診療の中で、口が開かない、口を開けない、口が開けづらい方が何かしら増えてきたように思います。日常的に大きな声を出さず、大きなモノ(食べ物)を食べず、欠伸(あくび)せずなのでしょうか?歯科医としては治療しにくいので大きく開けて欲しいところです。見て頂くと気付かれると思いますが白い歯です。大きく開けば、奥までしっかり磨けます!やはり「大きいことは良いことだあ!」。ちなみにこの方の愛称も大口です。

まだまだ暑さは続きます、ご自愛の程ご歯愛の程。9940



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