BBTime 613 カフェの力

「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛

2023/04/13投稿
今年の花見はいかがでしたか?久しぶりに鹿児島市もここかしこで宴を目にしました。さて掲句、良寛さんの辞世の句とも言われています。『桜は散る。命は散る。必ず散りゆくこの命とは何なのか。人がその人生において本当に考え抜くべき問いを残してこの世を去った良寛の辞世の句に、潔さと美しさを感じるのは、私だけではないはず』(引用元はこちら)。詳しくはこちらをお読みください、深い内容が書いてあります。昨日(4/13)は喫茶店の日でした。引用文にあるように「考え抜くべき」に注目しての喫茶店の力、カフェの力について(カフェのカではなくチカラです)。

4/13は喫茶店の日:その由来は遡ること135年前・・『1888年(明治21年)のこの日、東京・上野(下谷上野西黒門町)に日本初の本格的なコーヒー喫茶店「可否茶館(かひいさかん)」が開店した。・・1階がビリヤード場、2階が喫茶室の2階建ての洋館で、1階ではビリヤードの他、トランプや囲碁、将棋などをすることができた。珈琲(コーヒー)は、明治の文明開化に花を添えるハイカラな飲み物として、特権階級の人々の間で人気があった。・・「可否茶館」での値段は、もりそば1杯1銭の時代にコーヒーが1銭5厘、牛乳入りコーヒーが2銭だった。また、席料が1銭5厘もした。値段が高すぎたこともあり「可否茶館」は、3年もたずに閉店してしまった』(引用元)。

さて世界に目をやると、1888年からさらに遡ること334年、1554年にイスタンブールでカフェは生まれたようです。その後、1652年にロンドンでコーヒーハウスが開店、1684年にパリにカフェがオープンしました。しかも現在よりも社会的価値が深かったようです。コーヒーハウスでは『コーヒーハウスが果たした役割の中でも特に大きなものが、ジャーナリズムの誕生です。この頃から多く誕生していた新聞や雑誌などが、コーヒーハウスに行けば無料で読むことができました。反対に、ジャーナリストはコーヒーハウスに出向いて情報を収集することも多かったようで、コーヒーハウスはまさに最新の情報が行き交う場所だったのです』(引用元)。カフェでは『ただ単にコーヒーを飲むだけではなく、チェスやトランプなどの遊戯を楽しんだりする場や人と出会い、語り、議論する場ともなりました。他にも、音楽や道化芝居などの見せ物を見せるカフェも登場し、豪華なカフェもあれば、安い居酒屋のようなカフェもありました』(引用元)。おそらく客同士「人がその人生において本当に考え抜くべき問い」についても喧々囂々(けんけんごうごう)の議論を戦わせたのでしょう。

画像にあるように4/9付の「ほぼ日」今日のダーリンです。続きます・・

さらに続きます。

「今日のダーリン」からは少々逸れるかも知れせんが、「むずかしいことをやさしく」する力がカフェにはあると思います。セミナーやミーティングにおいて必ずコーヒーブレイクがあります。困難と思われることにおけるブレイク(解決法)のひとつがカフェであると確信します。

天皇誕生日(2/23)に誕生して二ヶ月弱が経とうとしています。ムシ歯予防カフェが、人々の日常生活と歯科診療所の間に立っていると痛感します。今まで「後手後手医療から先手先手予防へ」と言いながらもリアルな行動は診療所内に居て患者さんを待っているだけで「守株待兎:しゅしゅたいと:待ちぼうけ」でした。日常生活への寄り添いは不足していました。

メニューもほぼ揃いました!「ソンナバナナジュース コーヒーとドーナツ ワインとチーズ 抹茶と和菓子 予防に歯磨き 等々」。営業日などはインスタグラムにアップしております。皆様おやつどうですか、ご歯愛のほど。ではでは、ではまた


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