自分の感受性くらいー茨木のり子その4

自分の感受性くらいー茨木のり子その4(後半)

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

*毎日言い聞かせるべく、
この詩を朗読します。

Don’t throw out the baby with the bath water.
不要なものと一緒に大事なものまで捨てないように。

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