ヒトは喜びを食す

ヒトは喜びを食す

昨年の4/3からスタートした一日一食
と言っても「本」のなかでは、完全一日一食ではなく、
朝には野菜ジュース、昼にはおにぎりなどを紹介しています。
言い換えれば、きちんと食べる回数が一日一回

間もなく丸一年が経とうとしています。
一日一食にして減ったものは・・
一日の食事回数(おやつも含む)、食費、体重、食べる喜び
では増えたものは・・
食に対する執着心、食べる喜びのありがた味

一年経って気がつきました。
ヒトは喜びを得たいがために食事をしている!
もちろん生きるために、成長するために、
生き物として食べることは必要です
食事量を少々減らしたくらいではさほど痩せません。
かなり食事量オーバーな日常を送っていることを知りました
すなわち、生き物としてのヒトを維持するための食事量なんて、
現代社会においては、結構少ない量で充分なようです。

ではなぜ、人々は晩御飯やディナーと称して、二時間三時間を費やし、
必要以上の量を体内に入れるのでしょうか?
理由はただひとつ、「喜び」「快楽」「幸せ」を得たいがためです。
動物性脂肪をウマイと思うのも、砂糖たっぷりの甘い菓子を美味しいと思うのも、
体が欲するのではなく、頭が心が欲するのです。
ランニングの最中にワインが欲しいとは思いません
やはり走っている時に欲するのは「水」です。
体が「水」を欲しがるのです。
走り終わって水を充分に飲んで、体が落ち着いたら
次に欲しくなるのは、ビールでありワインであり・・
本当に体が空腹の時にロースのトンカツは頭に浮かびません
やはり握り飯でしょう。

ヒトは喜び、感動、楽しみ、快楽・・で満腹になる
と言うことは、少量の本当に美味しいもので満腹になるということです。
食事のみならず、デザートやお酒も同様、人生も同様かも・・

丸一

 

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