BBTime 529 看脚下

BBTime 529 看脚下:かんきゃっか
「涼しやとおもひ涼しとおもひけり」後藤夜半

早くも葉月八月、うだるような日中ですが、僅かばかりの涼を!
句の解説には『涼し。暑い夏だからこそ、涼しさを感じることもまたひとしお、と歳時記にある。朝涼、夕涼、晩涼、夜涼から、風涼し、星涼し、灯涼し、鐘涼しなど、さまざまなものに、ひとときの涼しさを詠んだ句は多い。涼し、は、読むものにわかりやすく心地よい言葉であり、詠み手にとっても、使いやすく作りやすい。それにしてもこの句は、さまざまな小道具や場面設定がいっさい無い。暑さの中を来て木陰に入ったのか、あ、涼しい、とまず思う瞬間があり、それから深く息を吐きながら、やれやれ本当に涼しいな、と実感しているのだろう』(解説より抜粋)。今回は温暖化阻止、環境問題についてのお話。

「看脚下」かんきゃっか:脚下(あしもと)を看(み)よ。禅寺の玄関で目にする禅語です。『圜悟克勤(えんごこくごん)が「看脚下」(かんきゃっか)と答えました。つまり「真っ暗で危ないから、つまずかないように足元をよく見て歩きましょう」と答えたのです。この言葉が師匠の心にかない「そこだ、その通り」と絶賛したということです』(引用元はこちら)。足下といえば先日、靴を買いました。メーカーは「allbirds:オールバーズ」。このブランドは環境問題に真っ向から向き合っています。

──そもそもニュージーランドの代表まで務めたプロサッカー選手が、なぜフットウェアブランドを始めたのでしょうか?
ブラウン:私自身、スニーカーをコレクションするような、いわゆるシューズマニアではちっともありませんでした。根本にあったのは地球温暖化を食い止めるためのサステナビリティの実現であり、着眼したのはインパクトの大きさでした。世界の二酸化炭素排出量のおよそ10%をファッション産業が占めている中で、フットウェアの産業規模の大きさが重要だったのです。世界では年間200億足ものフットウェアがつくられ、同じだけどんどん捨てられています。そうしたサイクルの中で、環境負荷を軽減する必要が喫緊だと考えたのです。私の共同創業者のジョーイ・ズウィリンジャーは再生可能エネルギーに関するスタートアップで働いていましたが、彼との出会いがきっかけとなって、ブランドを始められることができました。目標は、はじめもいまも、ネットゼロインパクトのフットウェアを生み出すことです』(引用元)。

昨今の水害や異常気象、先週からの異常な高温、温暖化の影響と考えざるを得ません。温暖化は決して人事(ひとごと)ではなく、温暖化阻止は今日からあなたにできる事です。いつものようにこじ付けですが、ムシ歯予防することにより、今や金(ゴールド)より高いパラジウムを節約できます。歯や金属を削るための電気を節約できます。それよりも何よりも、あなたの治療に費やす時間とお金、不愉快さをゼロにできます。予防に勝る治療なし、予防に勝る温暖化阻止なし!歯科の予防にはセルケア(ご自分での歯磨き)とプロケア(歯科衛生士によるケア)があります。是非、充実した予防ライフ実践で温暖化阻止を!ムシ歯予防が環境保護につながる、歯を白くする(磨く)と地球はより青くなる、歯を守ることが地球をまもること。皆さま、くれぐれも暑さにはご注意、ご自愛の程ご歯愛の程。次の曲で暑い暑い暑い夏を乗り切ってください。9370




BBTime 526 BBT

BBTime 526 BBT
「土用鰻劉寒吉の歌と待つ」八木林之助

今年の土用丑は七月二十八日です。句の解説には『作者は、しかるべき店で注文し、料理が運ばれてくるのを待っている。箸袋にか、あるいは店内に飾られている色紙にか、劉寒吉(りゅう・かんきち)の歌が書かれているのだから、店のある場所は九州の鰻の名産地・柳川だろう』(解説より抜粋)。柳川へ学生時代に行きました!本吉屋か若松屋でしょうかね。さてタイトルの「BBT」とは?ズバリBBTimeのことです。ではBBTimeとは?・・ズバリBrush Beat Timeのことです。訳すなら「音楽聴きながら歯磨きタイム」。早速、機嫌の悪い人も上機嫌の方も、まずはこの動画を観ながら歯磨きを!4:59 磨けます。

キレイな歯に感動しながら観てました。さてお次は・・ちょっと違うけど、あの曲。最後がこれまたシュール。3:53 磨けます。

気付かれましたか?一人二役です。実は、一人二役を演じている人がこの方です!2:11 磨けます。

実は、次の動画を偶然見つけてハマってしまいました!2:26 磨けます。

頭に血が上っているのでは?鎮めましょう。3:47 磨けます。

健康は「健体康心:けんたいこうしん」の略です。身も心も平常に保つために「Pooh:プー」は必要です。3:06 磨けます。

決してラジオ体操としてオススメしません!ラジオ体操ならぬラジカル体操。3:18 磨けます。終わりの方に脳味噌体操もあります。

もうかなり歯がキレイになったのでは!昔よく耳にした曲です。3:54 磨けます。

お疲れ様でした。ラストはじっくり聴いてください。(4:11 磨けます)

皆さま、歯も体も脳味噌もご自愛の程、ではでは 1970

BBTime 525 おやつと二日酔い

BBTime 525 おやつと二日酔い
「舌噛むなど夜食はつねにかなしくて」佐野まもる

句の「夜食」と今回の「夜おやつ」は別腹ではなく別物です・・なぜなら解説に『季語は「夜食」で秋。なぜ「かなし」なのかといえば、夜食は本来夜の労働と結びついおり、夜遊びの合間に食べるというものではないからである。夜遅くまで働かないと生活が成り立たない、できればこんな境遇から逃げ出したい。そんな暮しのなかにあっての夜食は、おのれの惨めさを味わうことでもあった。ましてや「舌噛むなど」したら、なおさらに切ない』(解説より抜粋)とのこと。先日、夜おやつの記事を見つけましたので、今回「おやつ」について。また掲句は秋です、悪しからず。

その記事タイトル「その夜おやつ、ちょっと待った! 寝る前の不摂生は、翌日の仕事の効率を下げる?最新研究の結果」・・その内容は『調べたのは「夜の不摂生が、次の日の仕事のパフォーマンスに影響を与えるか、どうか」。企業に勤務する97人に、10日間にわたって、前夜の食事内容と、体調や仕事のパフォーマンスに関して聞きました。そして「夕食を食べ過ぎた」や「寝る前にジャンクフードを食べた」と回答した場合などを「不健康な食事をした日」と判定しました』(記事より)。

『この研究がユニークなのは、体調だけでなく、「仕事のパフォーマンスへの影響」を調査したことです。とくに「援助行動」と「離脱行動」という2つの行動の多さについて調べました』『研究の結果、夜に「不健康な食事」を行った人の場合、次の日の「援助行動」が減り、「離脱行動」が増える傾向があることが分かりました。しかもその影響は午後にまで続いていました』(記事より抜粋)。

「援助行動」とは、同僚が困っているのを見かけたり、スラック(ビジネス用チャット)上でヘルプを求めていたりする時に、自分の時間を割いて手助けしてあげようとする行動とのこと。また「離脱行動」とは、簡単にいえば仕事を怠けてしまうこと(記事より)。ではなぜ?夜おやつの翌日のパフォーマンスが低下するのか。二つの理由が考えられるとのこと。

記事によると『まず、食べ過ぎによる翌朝の頭痛や腹痛などの体調悪化が直接的に影響している可能性。夜の食べ過ぎは消化器官に負荷をかけます。そのことが、次の日の体調に影響を与え、仕事のパフォーマンスを落としていたのかもしれません』『そしてもう一つの可能性として挙げているのが、精神状態の影響。不健康な食事をした次の朝には、罪悪感などマイナスの感情を覚える人が多いことが分かりました』(抜粋)。

先日、少々ワインを飲みすぎまして翌朝軽い二日酔い・・記事読んで「夜おやつ」翌日の心身状態は、言わば軽微な「二日酔い」と同じだと思います。適量を越したアルコールは当然、代謝の負担がかかります。また精神にも「あそこでやめときゃよかった」と後悔の念が。「夜おやつ」を二日酔いと同じと捉え、心地良い・心地酔いでやめとくべし!・・わかっちゃいるけどやめられない。

「心地良い酔い」でやめられないから二日酔いになるのです、百も承知!そこで「夜おやつ」防止法をひとつ。小腹が空いたら迷わず「歯磨き」を!夜磨きは、お腹(胃)にも心にも歯にも良いし懐にも・・と思うのは歯医者だけでしょうか(笑)。0490


お代わり:ギルトフリー・スイーツ 以前BBTime 319「三つ星」に罪悪感ゼロ菓子について書いております。以下引用『「ギルティフリー」とは“(食べても)罪悪感のない”という意味の英語。適度な間食を摂ることで、空腹や過食による血糖値の乱高下を予防したり、空腹感を調整して体重の増加予防につなげるという効果があります』・・夜おやつが擬似二日酔いとするならば、ギルトフリースイーツはノンアルコール飲料でしょうか。ただし、ギルト(罪悪感)フリーであってもカリエスフリー(ムシ歯ゼロ)ではありません。やはり夜に小腹が空いたら、歯磨きを!

 

BBTime 524 ファストバナナ

BBTime 524 ファストバナナ
「五月雨を集めて早し最上川」松尾芭蕉

あまりにも有名な句ですが裏話を読むと・・『知っている人もいると思うが、この句の原形は「さみだれを集めて涼し最上川」であった。泊めてくれた船宿の主人に対して、客としての礼儀から「雨降りのほうが、かえって涼しくていいですよ」と挨拶した句だ。それを芭蕉は『おくのほそ道』に収録するに際して、「涼し」を「早し」と改作した。最上川は日本三大急流(あとは富士川と球磨川)のひとつだから、たしかにこのほうが川の特長をよくとらえており、五月雨の降り注ぐ満々たる濁流の物凄さを感じさせて秀抜な句に変わっている。ところで、実は芭蕉はこのときにここで舟に乗り、ずいぶんと怖い目にあったらしい。「水みなぎつて舟あやうし」と記している。だったら、もう少し句に実感をこめてくれればよかったのにと、私などは思ってしまう。単独に句だけを読むと、最上川の岸辺から詠んだ句みたいだ。せっかく(?)大揺れに揺れる舟に乗ったのに、なんだか他人事のようである。このころの芭蕉にいまひとつ近寄りにくい感じがするのは、こういうところに要因があるのではなかろうか。』(解説より抜粋)。今回は「早し・ファスト」について。

先日、大好物バナナの記事を見つけました。フランク・ラポルト=アダムスキー氏の提唱する理論に関する記事「日本人に多い「腸を汚すバナナの食べ方」5大NG」。まず前提に「「食べ物は『何を食べるか』ではなく、『何と組み合わせて食べるか』が大事」ということ」。その組み合わせとは「速い」と「遅い」で、食物(フード)には腸の通過が「速い」と「遅い」とがあるようです。

「アダムスキー式腸活法」というのは、食品を「下りてくるのが速い食品(ファスト)」と「下りてくるのが遅い食品(スロー)」に分け、この2種類を同時に摂取しないことで「腸の詰まりを防ぐ」腸活法です。  「バナナ」をはじめとした果物は、「消化管を早く通過する『ファストの食品』」に分類されます。ほかにも「ヨーグルト」や「はちみつ」といった食材が「ファスト」のカテゴリーに含まれます。一方で、「通過の遅い『スローの食品』」には、「小麦粉」や「米」「肉」「魚」「野菜」「ナッツ」などがあります。 したがって、バナナ(ファストの食品)を食べるときには、こうした「スローの食材」との組み合わせを避ける必要があるのです』(記事より)。

ちなみに記事タイトルにある「5大NG」とは・・NG1「バナナ×小麦」具体的にはバナナケーキ、バナナマフィン、バナナ入りのパンなど。NG2「バナナ×ナッツ」。NG3「バナナ×豆乳」バナナヨーグルトやバナナ牛乳はOKですが、大豆製品はダメとのこと。NG4「食後のバナナ」。NG5「朝食の米やパン×バナナ」・・なぜNGなの?

記事によると『「どんなスーパーフードでも、消化管が詰まって『正常に流れていない状態』では、腸の中で『奇跡』を起こせない」と考えるのが「アダムスキー式腸活法」なのです。  いくら体にいい物質を食べても、それを体の内側に取り込む通路「腸の壁」が汚れでふさがっていれば、バナナは効果を発揮できないまま体外へ排出されていくことになります。むしろ、あまりに長い時間、腸内にとどまったバナナは腐敗し、これがさらに腸をふさぐことになりかねません。「バナナ」だけでなく、どんな食べ物であっても、「腸を汚さない食べ方」を心がけ、「腸が栄養を吸収できる環境を整えてあげる」ことが、お腹だけでなく体全体の健康のために欠かせないのです』(記事より抜粋)。

記事を読むと、小生のバナナの食べ方・楽しみ方はほとんどNGのようです。しかし「アダムスキー式腸活法」を遵守すれば、気軽にバナナを楽しめないような気がします。(小さな声で)バナナは薬じゃない!と呟きたくなりますが。

ところで「ファスト」「スロー」といえば、口の中の通過速度も重要なんです。お分かりのように「スロー」な食べ物・スイーツはムシ歯発生リスクが高く、「ファスト」なものはリスクは低くなります。キャラメルは超スロー、ハイチュウなんぞ超超スロー。アイスクリームやプリンはファストです。梅雨明けのスイーツには是非ファストのスイーツを!ファストスイーツお代わりをどうぞ!「ハイチュウ中毒ハイ注意」「飴と雨」「五輪と三輪」8020


お代わり:三枚目画像の意味をご存じの方も多いのでは?「鰻と梅干し」は食い合わせが良くない、と聞きます。「合食禁:がっしょくきん」「食合禁:しょくごうきん」と言われるそうで、医学的には「鰻と梅干し」はNGではなくむしろ良いとのこと。これはフェイク、詳しくはこちら。ちなみに今年の土用の丑は7/28水曜日。

BBTime 523 漱石枕流

BBTime 523 漱石枕流:そうせきちんりゅう
「朝貌や惚れた女も二三日」夏目漱石

時代が違うと言えばそれまでですが今なら・・。解説には『朝貌は「朝顔」。こういう句を読まされると、やっぱり漱石は小説家なんだなあと思う。美しい花の命のはかなさを惜しむことよりも、人間心理の俗悪さを露出することに執心してしまう。朝貌は、もちろん夜をともにした女の「朝の貌」にかけてある。漱石は、ひややかにそんな女の貌を見つめるタイプの男なのであった』(解説より抜粋)。今回は「嗽:うがい」について。

前回「つばめつばくろ」に書きましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の主犯は「唾液」です。主犯唾液ですのでマスクや黙食は有効なのです。またBBTime 503「何かある!」に書いていますように、歯科医院でクラスターがほとんど出ていないことは不思議な事実です。おそらく「バキューム(吸引)とこまめなウガイ」が感染拡大防止に有効なのだと思います。診療中には、患者さんの口の中に指を入れ覗き込みます。ただし患者さんが話すことは少なく(診療中は患者さんは話せません)、真正面での会話も少ないです。術者(歯科医師・歯科衛生士など)はマスクとメガネやゴーグルを着用します。

皆さんの日常に生かせる事として「くちうがい」をオススメします。喉(のど)うがいではなく口うがいです。コロナウイルスは口の中の細胞に入り込み増殖します。ウイルスを含んだ細胞が剥がれ落ちるなどして唾液中に浮遊します。このウイルスを含んだ細胞入りの唾液が会話などで外に飛び、向かいの人の開いた口から入ると、その人の口の中の細胞に入り込み・・の繰り返しで感染拡大となるのです。黙食が難しい場面では、話始める前にひと呼吸おいて「口うがい」してから話す。可能ならば対面ではなく横並びで席について食事する。唾液のドロプレット(小滴)は約1メートル離れると届きませんので、1メートル以内で人(特に知らない人)と話す時にはマスク着用する。ヤバいと思ったらすぐ「口うがい」する。希望者へのワクチン接種完了まではまだまだです。是非!自己防衛を。

最後に「漱石枕流:そうせきちんりゅう」について。夏目漱石のペンネームの経緯は・・『正岡子規との出会い・1889年(明治22年)、金之助は同窓生として漱石に多大な文学的・人間的影響を与えることになる俳人正岡子規と出会う。子規が手がけた漢詩俳句などの文集『七草集』が学友らの間で回覧された時、金之助がその批評を巻末に漢文で書いたことから、本格的な友情が始まる。この時に初めて漱石という号を使う。漱石の名は、代の『晋書』にある故事「漱石枕流」(石に漱〔くちすす〕ぎ流れに枕す)から取ったもので、負け惜しみの強いこと、変わり者の例えである。「漱石」は子規の数多いペンネームのうちの一つであったが、後に漱石は子規からこれを譲り受けている』(Wikipediaより引用)。漱石は子規との友交のなかで俳句を詠みますが、子規が「君は俳句の才はないからやめた方がいい」と諭し、漱石は俳句を諦め小説に転向したと聞きました。漱石(負け惜しみが強い)なのに子規の助言に従ったとは、かなり子規のことを尊敬していたのでしょうか。感染拡大に関しては「漱石枕流」ではなく朝顔の花言葉の「結束」の方がよろしいかと。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。1000

BBTime 522 つばめつばくろ

BBTime 522 つばめつばくろ
「つじかぜやつばめつばくろつばくらめ」日夏耿之介

句の「つばめつばくろつばくらめ」を漢字変換すると「燕燕燕」となります。解説には『燕は「つばくろ」「つばくら」「つばくらめ」などとも呼ばれ、「乙鳥(おつどり)」「玄鳥(げんちやう)」とも書かれる。「燕」は夏の季語とまちがわれやすいけれど、春の季語である。しかも「燕の子」だと夏の季語となり、「燕帰る」は秋の季語となる。それだけ四季を通じて、私たちに親しまれ、珍重されてきた身近かな鳥だということなのであろう』(抜粋引用)。今回は「つば:唾液」について。ちなみに作者名は日夏耿之介:ひなつこうのすけ。燕についてはこちらもどうぞ、なお「燕」は春の季語です、ご容赦のほど。

6/8付の朝日新聞記事「口の細胞、コロナに直接感染 唾液から他人に広がる恐れ」発見!抜粋引用します。『舌や唾液(だえき)腺など、人間の口内の細胞にも新型コロナウイルスが直接感染していることを、米ノースカロライナ大などの研究チームが突き止めた。口内でウイルスが増え、唾液を通じて感染を広げる可能性があるという。専門家は会食など飲食の場での感染対策に一層の注意を呼びかける』

『無症状の新型コロナ患者でも、唾液からは3週間以上ウイルスが検出された例もあった。味覚や嗅覚(きゅうかく)がなくなった患者の唾液からは、ウイルスが見つかりやすい傾向もみられた。こうした結果から、研究チームは、口内の細胞に新型コロナが直接感染する、と結論づけた。研究者は口内の細胞が、気づかぬうちに感染し、唾液をのみ込んで気管や肺などにウイルスが侵入したり、他人に飛散させたりする「培養装置」になっているとしている』

新型コロナの口内での感染については、日本歯科医学会連合が昨年4月、「口腔は、鼻腔(びくう)とともに咽頭(いんとう)や気道より先んじて感染するのだと推測されます」とウェブサイトで市民に注意喚起するなど、可能性が指摘されてきた。国が10月に発表した国内のクラスター(感染者集団)事例の分析資料でも、「発症者とスプーンを共用していた」「大皿料理を共有していた」などの例があったと報告。「唾液で感染することを強調すべき」と注意を呼びかけていた。日本歯科医学会連合専務理事の小林隆太郎・日本歯科大附属病院教授(口腔外科)は「ウイルスを含む飛沫(ひまつ)は見えないので、マスクを適切に着け、唾液の飛沫が口に入る可能性が高まる飲食の場ではさらに注意が必要になる」と話す』(抜粋引用)。

小生なりに解釈すると・・新型コロナウイルスは口から感染しやすく、口の中で増殖し、唾液を介して他の人に感染しうる・・このためマスクは感染予防(うつされる)のみならず感染拡大予防(うつす)の両方に有効です。ウイルスの大きさを考えるとマスクを素通りするから、意味がないとの見方もありましたが、要は唾液のドロプレット(小滴:しょうてき)ですので、マスクは十分に効果有りです。また、唾液ドロプレットが主犯のようですので「会食」「マスク無しおしゃべり」「マスク無しカラオケ」などはリスクが高くなります。もちろんワクチン接種が進めば、このようなリスクは低下します。ではでは皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9760

BBTime 521 むしむし

BBTime 521 むしむし
「でで虫の知りつくしたる路地の家」尾野秋奈

解説に『でで虫、でんでん虫、かたつむり、まいまい、蝸牛。この殻を背負った生きものは、日本人にとってずいぶん親しい間柄だ。あるものは童謡に歌われ、またあるものは雨の日の愛らしいキャラクターとして登場する。生物学的には殻があるなし程度の差でしかないナメクジの嫌われようと比較すると気の毒なほどだ。雨上がりをきらきら帯を引きながらゆっくり移動する。かたつむりのすべてを象徴するスローなテンポが掲句をみずみずしくした。ごちゃごちゃと連なる路地の家に、それぞれの家庭があり、生活がある。玄関先に植えられた八つ手や紫陽花の葉が艶やかに濡れ、どの家もでで虫がよく似合うおだやかな時間が流れている』(解説より抜粋)。今回は去る六月四日、六四:ムシについて。

六月四日は語呂合わせで、昔なら「ムシ歯予防デー」今では「歯と口の健康週間」です(6/4-10)。歯科医師会のページには『1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。1939年(昭和14年)から1941年(昭和16年)まで「護歯日」、1942年(昭和17年)に「健民ムシ歯予防運動」としていましたが、1943年から1947年までは中止されていました。しかし、1949年(昭和24年)、これを復活させる形で「口腔衛生週間」が制定されました。1952年(昭和27年)に「口腔衛生強調運動」、1956年(昭和31年)に再度「口腔衛生週間」に名称を変更し、1958年(昭和33年)から2012年(平成24年)まで「歯の衛生週間」、そして2013年(平成25年)より「歯と口の健康週間」になっています』(出典はこちら)。

八月七日は鼻の日、十月十日が目の日などに対して、病名「ムシ歯」が由来であることを思うに、ある意味「ムシ歯」が親しい、身近もしくは軽いモノであったのでしょうか。極端に言えば病気というより「日焼け」や「肥満」などのような身体のある状態との認識でしかなかったのかも知れません。その証拠に(歯科医師会ですら)初めは「虫歯」の表記を使っており、昭和17年にやっと「ムシ歯」と表記しています。ムシ歯は「虫歯」ではなく「ムシ歯」なのです。なぜなら「蝕まれた歯:むしばまれたは」でムシ歯なんです。

六月四日は「虫の日」でもあると先日知りました。朝日新聞記事「6月4日は虫の日 危機を生きる小さな命、無視できない」には『絶滅の危険性がより高いカテゴリーになるにつれて、むしろ関心や研究の「熱量」が下がっていく傾向が確認できた。極めて絶滅の恐れが高い、絶滅危惧ⅠA類は最も悲惨で、すでに絶滅した種よりも「無視」されていた』(出典はこちら)。

また別の記事「ムシ嫌い助長する都会の生活 カギは「室内」と「誤解」」も・・『そこで①昔は室内に侵入する虫は感染症の病原体を運ぶリスクがあったため、嫌がられた②危険な虫を怖がらないよりも、無害な虫を怖がる方が「誤解」のコストが低く、虫を嫌がる方が合理的、という二つの要因から、都市部では虫嫌いが助長されやすいとの仮説を立てた』(出典はこちら)。いずれも無視できない話です。

不快害虫という言葉をご存じでしょうか。不快害虫「本来無害むしろ益虫にもかかわらずヒトから不快に思われるゆえ駆除の対象とされる虫」のことです。迷惑千万な話です(こちらもどうぞ)。知り合いの和尚さんの話・・ゴキブリであっても出会ったら視界から消えるまで「目を瞑る(つむる)」・・さすがです。

最後に小生にとっては無視できないお話。何気なくラジオを聞いていると、番組「ラジオ英会話」から次のようなダイアログが・・。

私事で恐縮ですが、昔のこと祖父の入院時、朝刊を届けるついでに義歯を洗おうと病室近くの洗い場に行ったところ「食器洗い場」と「洗面所」の二箇所ありました。小生迷わず、食器洗い場の方で義歯を洗っていたところ「入れ歯は洗面で!」と面識のない付き添いの方に言われました。一瞬「入れ歯は食器よりもキレイであるべきなのに」「食器より入れ歯の方が格が上でしょ」と違和感を覚えました。歯科医師にとっては無視できない誤認です。

鹿児島は梅雨の中休みゆえか、日中はすこし蒸し蒸し。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9100


https://youtu.be/SSudCtDoSTk

BBTime 519 イカリをあげて

BBTime 519 イカリをあげて
「マスクして人の怒りのおもしろき」上野さち子

掲句の季語は「マスク」で冬です、悪しからず。解説には『句は、大きなマスクをした人が、盛んに怒っている図だ。通りすがりに見かけて、ちょっと足が止まった。その人は大声で何かを言っているのだが、マスクに声がこもってしまって、明瞭には聞き取れない。口も鼻も覆われているし、わずかに目の光りだけが怒りの形相を伝えてくる。まことに恐ろしげな目つきで、しかし、言葉はモゴモゴだ。笑っては失礼かと思うが、作者は思わず吹きだしそうになってしまった。それを「おもしろき」と単純素朴に押さえているところが、それこそ実におもしろい。何が原因で怒っているのかは知らねども、たしかに第三者として見ていると、句のとおりに「人の怒り」に笑いを誘われることがある。そして、そんなに、こっちが笑いたくなるほど逆上することもあるまいにとも思う。むろん、これは第三者の心の余裕が思わせることなのだが……。といって、句はマスクの人を揶揄しているのではない。むしろ、つくづく人間とは「おもしろき」生き物よと感心しているのである』(一部抜粋)。今回は「イカリをあげて」

『ワクチンもない。クスリもない。 タケヤリで戦えというのか。 このままじゃ、政治に殺される。 私たちは騙(だま)されている。 この一年は、いったい何だったのか。 いつまで自粛をすればいいのか。 我慢大会は、もう終わりにして欲しい。 ごちゃごちゃ言い訳するな。 無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。 今こそ、怒りの声をあげるべきだ。』5/11宝島社の新聞広告より。

COVID-19にイカリを上げる
発症そのものにイカリを上げる
原発場所にイカリを上げる
初期封鎖対応不備にイカリを上げる
水際封鎖不完全にイカリを上げる
国内初期対応不備にイカリを上げる
全世帯配布ガーゼマスクにイカリを上げる
第一波対応にイカリを上げる
緊急宣言一回目にイカリを上げる
オリンピック延期にイカリを上げる
マスクをせずにくしゃみする人にイカリを上げる
年越しても収束しないことにイカリを上げる
変異株ウイルスにイカリを上げる
路上飲みにイカリを上げる
オリンピックありきにイカリを上げる
はっきりしないけどイカリを上げる
・・・・

この一年は、いったい何だったのか。 いつまで自粛をすればいいのか。 我慢大会は、もう終わりにして欲しい。 ごちゃごちゃ言い訳するな。 無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。 今こそ、怒りの声をあげるべきだ。(宝島社広告抜粋)

『今からもう、よく考えておくべきだ。いったい何に元どおりになってほしくないのかを。(パオロ・ジョルダーノ)◇感染者の数、発生地からの距離、マスクの販売枚数、株価暴落で失う金額、検査結果が出るまでの日数と、数えてばかり。恐怖にも浸され頭がいっぱいだけど、それでも「今までとは違った思考をしてみるための空間」を確保しておこうと、イタリアの作家は言う。コロナは今「僕らの文明をレントゲンにかけている」のだからと。『コロナの時代の僕ら』(飯田亮介訳)から』(朝日新聞折々のことば 2020/5/23)。ちょうど一年前のコラムです。

『一ばんしりぞけがたい誘惑は何かというと、まったく考えるのを放棄してしまいたいという誘惑よ。シモーヌ・ヴェイユ 鷲田さんのことば それだけが「ただ一つ、これ以上苦しまないですむ方法」だと、炭鉱労働者や失業者を支援し、みずからも工場に入った思想家は言う。断片化された労働、機械の速度への隷従、命令への服従。気がつけば彼女自身が「服従よりもさらにすすんで、何ごともあきらめて受け入れるようになっていた」。『工場日記』(田辺保訳)から。(鷲田清一)2017/11/29朝日新聞朝刊より。

八十四歳渋沢栄一翁が、関東大震災(1923年・大正12年)時に「みんな何をしてもらえるかより、みんな何ができるかを考えようじゃないか」と(NHKラジオ第二「歴史再発見」より)。かのジョン・F・ケネディは1961年1月20日、ワシントンD.C.で行われた大統領就任演説で「国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい」と語りました(参照元)。イカリを上げて上げて上げて、堪忍袋が空疎になったらじっくり考え、考えたら自ら行動に移すべきではないか・・と思います。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。6240




 

 

BBTime 517 本気なの?

BBTime 517 本気なの?
「用もなき母の電話や柿の花」荻原正三

季語は「柿の花」で初夏。『梅雨のころ、柿は黄色をおびた白色の花をつける。若葉と一緒に咲くためあまり目立たない。落ちやすい花で、地面などに散らばっているのを目にすることもある』(引用元)。昨日(5/11)鹿児島は梅雨入りしました。過去二番目65年振りの早さとのこと、やはり温暖化の影響でしょうか。さて句の解説は『掲句は作者六十歳前後の作品で、切れ字の「や」には軽い嘆きがあり、共感します。おおむね母親は用もない電話をする存在で、こ ちらが忙しいときは甚だ迷惑です。母親がもっている息子像は、胎児であったときの記憶をふくんで理想化されているのに対し、息子がもつ母親像は、理想から出発しているゆえにしぼんでいくしかない面があります。だから、息子が齢を重ねるほどに、反りが合わなくなる場合もでてくるのでしょう。(中略)ところで、下五を「柿の花」で終えているのも侘しい気がします。柿の花は黄白色の壺型で、葉の陰から地面に向けてうつむくように咲きます。俳人でもなければ、この花に心を寄せる人は少ないでしょう。しかし、この花があればこそ秋には柿が実ります。そう 考えると母の日の今日、おふくろさんありがとう』(引用元)。今回はワクチン接種における日米の本気度の差について。

先日来、接種に関するニュースを聞き驚くやら呆れるやら。アメリカではプロバスケットや大リーグの試合会場で希望者に接種可能だそうです。5/3記事「NBA観戦のファンに予約なしでワクチン接種 米ウィスコンシン州」・・内容は『NBA=アメリカプロバスケットボールの観戦に訪れたファンが、新型コロナウイルスのワクチンを予約なしで接種できる珍しい取り組みが2日、ウィスコンシン州で行われました。この取り組みは、中西部のウィスコンシン州・ミルウォーキーに本拠地を置くNBAのバックスが2日、初めて実施しました』(引用元)。

『バックスの本拠地のアリーナ内に設けられた接種会場には、試合開始の1時間ほど前から観客が次々と訪れ、受付から15分ほどで1回目の接種を終えていました。この日はイースタンカンファレンス3位のバックスと1位のネッツが対戦する好カードということもあって、観客は上限いっぱいの3280人が集まり、会場のスタッフも含めおよそ200人がワクチン接種を受けたということです。ワクチンを接種した人は「驚くほどスムーズだった。とても便利だし、理にかなっている」とか「去年10月に1度感染した経験があるので、再び感染しないためにワクチンを接種しに来た。誰にでも開かれていて、とてもいいアイデアだ」などと話していました』(引用元)。

『ウィスコンシン州の保健当局の担当者は「まだ接種できていない人たちは仕事で時間がないとか週末は接種できないなど、いろいろな理由がある。そういう人たちにも便利で簡単に接種できる機会を作っていきたい」と話していました』(引用元)。プロバスケットだけではありません、大リーグも!

かつてイチロー選手が所属したシアトル・マリナーズの球場でも。5/5記事「これがアメリカのすごさ… 茂木健一郎さん、マリナーズのワクチン無料接種を称賛 「日本の行政とは月とすっぽん」・・内容は『大リーグマリナーズが4日、米シアトルの本拠地Tモバイル・パークで来場者への新型コロナウイルスワクチンの無料接種を開始した。大リーグ球団では初めて。脳科学者の茂木健一郎さん(58)は5日、自身のツイッターで「こういうところが、アメリカはさすが」とワクチンを球団が独自で確保できる調達能力に驚くとともに「公平一律とかバカなことを言って結局破綻している日本の行政とは月とすっぽん」と日本政府の対応の鈍さを痛烈に批判した』(出典はこちら)。流石!アメリカ、ビバ!アメリカですよ。ところが、かたや日本では・・

5/10記事「ワクチン予約電話で発着信制限 NTTと携帯大手」・・内容は『NTTと携帯大手各社は、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約で、10日朝から、電話が集中した場合、発信や着信を制限する対応をとっています。消防や警察などへの通報を含む、ほかの電話がつながりにくくなるのを避けるためだとしています。10日から多くの自治体がワクチン接種の電話予約を始めますが、NTT東日本と西日本は10日朝から、全国およそ200の自治体が予約を受け付ける電話番号への通信量が増えた場合、着信を制限する対応を取っています』(引用元)。あまりにも情けない!これで本気なのでしょうか。

テレビCMなどで「これから30分はオペレータを増員して対応します」と流れることがあります。増員の真偽はさておき民間の姿勢はこうです。それに引き換え、国や行政は・・本当に情けなく思います。政治家は口では「有事である」と言いますが口先だけなんでしょう。有事において「通信制限」するとは真逆の対応でしょ。有事の時に実力が露呈すると言われます、日本の力はこの程度なのでしょうか?・・ご自愛の程ご歯愛の程。3590



補足:折々のことばから二つ

「非常の際に臨んで、その人の真実が顕(あらわ)れる」森銑三(せんぞう)・・鷲田さんのことば「徳川の遺臣」としてその生涯を全うしようとした成島柳北は、晩年、新聞社の社長など新聞人として活動する。明治政府による弾圧下、記者ともども投獄されたとき、他の在獄者がこぞって「しょげ」あるいは「高ぶる」なか、彼一人「平素の態度を失わなかった」。おのれが定めた矩(のり)に沿い自身を限定できてはじめて人は真の自由を得る? 近世学芸史家の『明治人物閑話』から。(鷲田清一

「歴史は「誰かが何かをなすべきである」と提案する人よりも、むしろ「何かをしている人」を必要とするのです。(カレル・チャペック)・・時代の課題を指摘する時は雄弁なのに、いざ誰がその実行にあたるかとなると想像力もとたんに貧弱になると、チェコの作家は言う。「問題はそんなに単純ではない」とまた指摘を重ねるのだが、必要なのはそれぞれの生きる場所で、課題を一つ一つ具体的に解決してゆく覚悟だろう。『カレル・チャペックの闘争』(田才益夫訳編)から。

 

BBTime 515 変異人

BBTime 515 変異人:へんいびと
「目には青葉山時鳥初鰹」山口素堂

掲句にはこの時期よく出会います。目で青葉、耳でホトトギス、舌で鰹と視覚聴覚味覚および触覚を見事にカバーしており、本歌(ほんか、オリジナル)には「は」が入っています。チラシなどで目にする「目に青葉山ほととぎす初鰹」は正確には単にコピー(言葉)、「目に青葉」の方が平仮名五文字となり言いやすいのでしょう。変異しています。

「目には青葉尾張きしめん鰹だし」三宅やよい・・・句の解説に『思わず破顔した読者も多いだろう。もちろん「目には青葉山時鳥初鰹」(山口素堂)のもじりだ。たしかに、尾張の名物は「きしめん」に「鰹だし」』(解説より)。かなりの変異です。

「味噌・醤油・塩・酢・浅葱・初鰹」瀬戸正洋(せいよう)・・・解説に『調味料、そして薬味、初鰹。単語の羅列だけでできた句。たとえば映画のカメラが台所を撮影しているような感覚がある。味噌を映し、醤油を映し・・と来て、最後は初鰹をクローズアップ』(「食の一句」櫂未知子著82頁より)。この句が冒頭の句を本歌としているか否かは分かりません。踏まえているならば相当の変異です。ちなみに「浅葱」は「あさつき」。

ニュースでインド変異株が連日のように伝えられます。記事に『L452R変異はアジア人の免疫から逃れるために発現したとも仮定できる」と指摘する』(出典はこちら)とあります。地球上の動植物はもちろんのこと、細菌やウイルスにおいても「生き延びるために変わる」ことは共通しています。正確に言うならば「ウイルスは始終変異しており、その時々の環境や条件に合った変異株が生き残る」のです。ウイルスであっても生き延びたいのです。結果的に生き延びるための変異なのです。

次のような記事も目にしました。「なんでんかんでん 川原ひろし社長はコロナ直撃も悲壮感なし、アフターコロナの飲食店のあり方も語る」(出典はこちら)内容は『オープン直後は好調でしたが、3月から怪しい雰囲気になり、緊急事態宣言が出た4、5月は入居していたビルが閉鎖。たくさん入居していた居酒屋がみんな撤退するありさまです。その後やることがなくて。寝るのが好きなので、働きづめだった35年分寝ようと開き直りました』『この1年、家に籠りっきりであまりにも暇なので、ペペロンチーノやバーニャカウダーといった料理を基本から勉強して、かなり料理が好きになりましたね。こんな生活を送っていると、ますます店をやりたい気持ちが強くなって、なんでんかんでんを再始動させるとともに、ラーメン以外のメニューにもチャレンジしたいと意欲が湧いているところです』(記事より抜粋)。見方によってはこの方も変異されています。そうです!コロナウイルスが変異するのであれば、我々人類も変異せねば生き残れない(仕事・収入が続かない)のではないでしょうか。

これは「明鏡志水」特製淡麗塩らぁ麺・・『JR博多駅5、6番ホームにあるラーメン店「明鏡志水」が人気だ。600~1100円と立ち食い店にしては高級だが、限定100食が連日売り切れ、食べるためだけにホームに来る人もいるという』(記事はこちら)。この方(秋吉氏)も変異人(へんいびと)です。六月末までの営業、チャンスある方は是非食べてみてください。スープをひと口飲んだだけで元気百倍食欲千倍!

仕事のみならず、マスク常用、小声での会話、ソーシャルディスタンスなど自分のみならず人(他人)も守る心遣いを踏まえたライフスタイルの実践も変異人です。最後にダーウインの言葉からふたつ。「有利な個々の変異を保存し、不利な変異を絶滅すること。・・・これが自然淘汰である」「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」(引用元)。皆さま、ご自愛の程ご歯愛の程。9420