BBTime 411 CASE

BBTime 411 case
「自動車のとまりしところ冬の山」高野素十

句の解説に出てくる車はこのような自動車でしょうか。解説には『まだ「クルマ社会」ではなかった頃の句。「自動車」という表現から、そのことが知れる。これは作者が乗っている「自動車」ともとれるし、それなりに句は成立するが、私は乗っていないほうが面白いと感じた。さて、バスやトラックではなくて、いわゆる乗用車が田舎道を走ってくることなどは滅多になかった時代である。走ってくればエンジン音がするし、いやでも「何事だろう」と村中が好奇の目を注ぐことになる。みんなが、どこの家の前でとまるのかと、じいっと眺めている。同じように作者も目で追っていると、点在する人家を遠く離れたところでやっととまった。はて、不思議なこともあるものよ。人の降りてくる気配もないし、なかなか発車もしない。しんと寝静まったような小さな「冬の山」の前に、ぽつんとある一台の黒い「自動車」は奇怪だ。好奇心はいつしか消えて、だんだん光景が寒々しい一枚の絵のように見えてくる。見慣れた自然のなかに、すっと差し込まれた都会的な異物が、ことさらにそう感じさせるのだ。昔の乗用車はたいてい黒色で塗ってあったから、この山がすっかり冠雪しているとなると、ますます寒々しい光景となる。子供の頃、近くを「自動車」が通りかかると、走って追いかけたのが私の世代だ。そんな世代には、懐かしくてふるいつきたいような寒々しさでもある。『雪片』(1952)所収。(清水哲男)』(解説より)。考えてみると名は「自動車」であっても「自動」では走らない。牛や馬、はたまた人に引かれる事なく自力(と言っても燃料は必要)で動くという意味でしょう。今回は前回「SEERS:シアーズ」で触れたケースのダジャレです。車とは無関係の二つのケースの話。

字面通りに読めばcaseの「A:autonomous:自主的な」が自動の意味を持ちます。さて、今回「iPhone8plus」を「iPhone11」に機種変更しました。例によって画面に保護フィルムを貼り、好みのクリアケース(ハード)をつけました。使い始めると11にはホームボタンがないため、画面をなぞる操作が増え・・結局、指の腹がフィルムに引っ掛かるのが不快で、フィルムは外して画面は裸で使っています。

8プラスを初期化してケースを外し下取り返却・・ふと手元に残ったケース(ソフト)を捨てるしかないなぁと思いながらイレブンと遊んでいると・・あらら、ぴったり入るではありませんか。8プラスのソフトケースにハードケース入りイレブンが入れ子のようにすぽっと入りました。携帯時(移動時)は表をソフトケースで覆い、使用時には背面にはめて使ってます。捨てたらゴミ、生かせばケース!

もうひとつはエアポッズ、普通のエアポッズです。何と画像のリコーカプリオの液晶ビューファインダー革ケースがぴったし!これは重宝してます。車とは無関係なケースのお話でした。

おまけ:俳人「高野素十」のwikipediaを読んでみると、東京帝国大学医学部出身で大学教授まで勤めたお医者さん、天は二物も三物も与えたんですね。医者で俳人で大学教授とは、希有なケースでしょうけど。0850


BBTime 410 SEERS

BBTime 410 SEERS:シアーズ
「湯豆腐やいとぐち何もなかりけり」石原八束

「緒:いとぐち」が有るや無しやはともかく、句の解説は『どうですか、湯豆腐でも。冷えてきたことでもありますし……。誘って、鍋を間にしたまでは事は首尾よく運んだのであるが、その後がどうもいけない。この人と二人きりになったら、以前から切り出そうと思っていた話題が、うまく出てこない。なんとも曖昧な会話を交わしている間に、鍋のなかはほとんどカラッぽだ。ただただ、豆腐の破片のような空しい時間が過ぎていくばかり。このとき、鍋の相手は間違いなく男だろう。湯豆腐をいっしょに食べられる女とだったら、何も話に困ることもないからである。そうですよね、みなさん。とはいっても、もしかするとこれは厄介な別れ話ということも考えられる。……と、瞬間的にいま感じた方がおられたら、隅にはおけない存在とお見受けせざるをえない。『高野谿』所収。(清水哲男)』(解説より)。今回はムシ歯予防の「いとぐち:緒」についてのお話。

ノーベル賞を受賞された吉野彰氏の講演にも出てくる「CASE:ケース」、最近、車メーカーが盛んに言い始めました。明日からの車社会の方向性を表す言葉で、メルセデスは『究極に理想的なクルマ社会の実現を目指し、メルセデス・ベンツが中長期戦略に掲げる「CASE」。その取り組みの現在、過去、そして未来像を紹介する』。トヨタは『Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)といった「CASE」と呼ばれる新しい領域で技術革新が進む中、クルマの概念は大きく変わろうとしています。トヨタは、モビリティに関わるあらゆるサービスを提供し多様なニーズにお応えできる「モビリティカンパニー」として、「未来のモビリティ社会」の実現に取り組んでいます』。詳しくはリンク先をご参照ください。CASEに倣って歯磨きの新しいスタイル・チョコブラシのコンセプトを考えました。それが「SEERS:シアーズ」・・詳しく述べます。

「SEERS:シアーズ」順に
「S」saliva:サライバ・唾液=唾液磨き。 「E」everywhere/every time:エブリィウエア エブリィタイム=どこでもいつでも。 「E」easy/ecological:イーズィ エコロジカル=お手軽楽チン・環境に優しい。 「R」rest:レスト=息抜き。 「S」standing:スタンディング=継続・立っている。ちなみに英単語「seer:シア」の意味は先見者・予言者です。

「S」唾液磨き:まずは唾液磨きをオススメします。食後は水かお茶で軽くうがいして、そのままゴックンしてチョコブラシを口へ。磨きながら溜まった唾液はゴックン。唾液は歯にとってプラスになる効果をいくつも持ちます。歯の表面の再石灰化、菌に対する防御機能など「歯と口の粘膜」を守る効果があります。どうしても歯磨き粉を使わないと落ち着かない方は最後にすこーしお使いください。唾液(のみの)磨きであれば、歯磨き粉不要、洗面に立つ必要無し、うがい不要です。唾液磨きは良いこと尽くめ!磨いているとどんどん出てきます。唾液腺マッサージの替わりにもなりそうです。

「E」どこでもいつでも:画像のように小振り自立します。朝起きてベッドサイドのブラシを口へ。職場のデスクのブラシで朝みがき。ランチ後洗面(職員トイレ)での昼みがきの時も立ちますので気兼ねなく使えます。夕食後、手を伸ばして磨きながらパソコン・スマホ。夜みがき終わったらベッドサイドに立てて「おやすみなさい」。
「E」お手軽・楽チン、エコロジカル:グリップが大きいので歯磨きが楽チンです。不思議なことに長い時間磨いていても疲れないのです。ブラシ部分は交換式ですのでエコロジカル、環境に優しいです。

「R」息抜き:仕事中、勉強中のホッと息抜きにハミガキを!お茶やコーヒー飲んだ後にハミガキを!リラックスできます。
「S」立っている:立っていることでちょっと可愛いでしょ。目立つでしょ!
以上「SEERS:シアーズ」がハミガキの新スタイル!レベルアップしたムシ歯予防の「緒:いとぐち」になります。このような考えによって「チョコブラシ」を作りました、是非お試しを!0750




BBTime 409 筋力低下

BBTime 409 筋力低下
「ゆく年を橋すたすたと渡りけり」鈴木真砂女

銀座の小料理屋「卯波:うなみ」に何度か足を運びました。カウンターで常連さんと笑いながら掛け合う真砂女さんを片隅から見ていると、初老の男性客「もう、働かんでもいいでしょ!」答えて真砂女さん「私、遊びたいから働いてんのよ」。ビールを注ぐ真砂女さんの薬指には大きな大きなエメラルドの指輪が鎮座しておりました。その常連さん、一眼レフでバシバシと至近距離から写していらっしゃいました。

句の解説には『今年も暮れてゆく。そう思うと、誰しも一年を振り返る気持ちが強くなるだろう。「ゆく年(行く年)」の季題を配した句には、そうしたいわば人生的感慨を詠み込んだ作品が多い。そんななかで掲句は、逆に感慨を断ち切る方向に意識が働いていて出色だ。作者にとってのこの一年は、あまり良い年ではなかったのだろう。思い出したくもない出来事が、いくつも……。だから、あえて何も思わずに平然とした素振りで、あくまでも軽快な足取りで「すたすたと」渡っていく。このときに「橋」は、一年という時間の長さを平面の距離に変換した趣きであり、短い橋ではない。大川にかかる長い橋だ。冷たい川風も吹きつけてくるが、作者は自分で自分を励ますように「すたすた」と歩いてゆくのである。』最後まで恋に生きた真砂女さんです。今回は「すたすた」と行かない「筋力低下」について。

近頃、耳にする言葉に「サルコペニア」「フレイル」「オーラルフレイル」があります。詳しくはそれぞれのリンクを御参照ください。簡単カルノ流解釈・・サルコペニア:クモザルの手のように手足が細くなり(筋肉が落ち)筋力・握力などが低下すること。ちなみにWikipediaには『サルコペニア(sarcopenia)とは、加齢による骨格筋量の低下と定義され、副次的に筋力や有酸素能力の低下を生じる。筋肉量の低下を必須項目とし、筋力または身体能力の低下のいずれかが当てはまればサルコペニアと診断される。量を制限する食事療法はサルコペニアのリスクを高めると指摘されている』(引用元)。

フレイル:カルノ流解釈は「ふるえる=手が震えたり、歩みがしっかりしない」です。ネット検索すると『フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります』(引用元)とあります。

オーラルフレイル:サルコペニアなどにより筋力が低下し、加えて気力も低下するとフレイルになるリスクが高まります。フレイルの初期段階として口のフレイル(オーラルフレイル)があります。詳しくはこちらを。日々の臨床において、口の中が磨けていない高齢の方を結構見ます。ひょっとすると「筋力低下」「握力低下」「唾液量減少」などの言わばサルコペニアやオーラルフレイルの初期症状なのかも知れません。握力低下で歯磨き不十分→口の中が汚い→さらなる口腔内環境の悪化→オーラルフレイル悪化の悪循環に・・。

そこで考えたのが「太いグリップの歯ブラシ」です。「文字を大きくすれば見やすい」と同様に「握りを太くすれば使いやすい」と思います。握りやすい歯ブラシ「チョコブラシ」をお試しあれ!0450
https://youtu.be/LuiDj3wa0UA

BBTime 408 爪楊枝

BBTime 408 爪楊枝
「おでん煮えさまざまの顔通りけり」波多野爽波

都城駅前「ジャングル」の盛り合わせです。ダンチュウにここの記事が載ってます(前編 後編)。句の解説は『屋台のおでん屋。あそこは一人で座ると、けっこう所在ないものだ。テレビドラマでも映画でもないのだから、人生の達人みたいな格好の良いおじさんが屋台を引いてくるわけではない。だから、おじさんと人生論などかわすでもない時が過ぎていくだけだ。したがって客としても、そんなおじさんをじろじろ眺めているわけにもいかず、必然的に、目のやり場としては、屋台の周辺を通っていく見知らぬ誰彼の方に定まるということになる。と、まさに句のように「さまざまな顔が通り」すぎていく。それがどうしたということもなく、チクワやハンペンをもそもそと食べ、なぜかアルコールの薄い感じのする酒をすすりながら、「さまざまな顔」をぼんやりと見送っているという次第。句の舞台はわからないが、爽波は京都在住だったので、勝手に見当をつければ出町柳あたりだろうか。出町柳には、私の学生時代に毎晩屋台を引いてくる「おばさん」がいた。安かったのでよく寄ったのだが、彼女は学生と知ると説教をはじめるタイプで、辟易した思い出がある。「悪い女にひっかからないように」というのが、彼女得意の説教のテーマであり、辟易はしていたが、おかげさまで今日まではひっかからないで(多分……)すんでいるようだ。『骰子』(1986)所収。』(解説より)。

屋台ではないおでん屋「ジャングル」のカウンターに陣取ると、目に入るのは大将と奥さん(?)の仕事っぷりと長四角の鍋で出番を待つ「おでん」。カウンターにはお箸と爪楊枝・・今回は爪楊枝についてのお話です。

画像は「tanaka_tatsuya」氏のインスタグラムから。常々歯科医として「爪楊枝」に嫉妬してます(笑)。爪楊枝は店のカウンターや家庭の食卓の上に、当たり前のように鎮座していても不自然ではありません。人によっては(何故か多くはオジサン)ご馳走様の後に、これまたお決まりのように口にくわえて席を立ちます。「シーシー、ハーハー」する人もいれば、前歯で咥えたまま器用に上下させながら支払いをする人、爪楊枝の使い方も様々です。何に嫉妬しているかと言えば「卓上に自然にある」「食後にすぐ使用開始可能」の二点です。

wikipediaの「爪楊枝」読んで改めて合点しました。画像にもあるように、タコ焼きにさして食具としても使います。ピンチョスなどはまさに爪楊枝(ピン)で刺してあります。歯の清掃用具でありながら食具(食器)でもある爪楊枝だからこそ、卓上にあっても不自然ではないのですね。

以前「箸立ての横に歯ブラシ立てを!」と考えたこともありますが、今の食卓には箸立ては存在しません。また歯医者でこそ「食後に歯ブラシを」と思いますが、多くの方は食後は余韻に浸ってのおしゃべりやお酒を楽しみたい「時」です。そこで提案!余韻の後のスマホやテレビを見ながらの「ダラダラ磨き」。食後にお茶や水でうがい(口を閉じたまま)してゴックン・・これだけでも歯の表面は結構きれいになります。歯の素洗い・水洗いです。ゴックンの後はブラシに何も付けずに「唾液磨き」。ここでのポイントは二つ・・1)歯ブラシの置き場、2)立つ歯ブラシ。この寒い時期に暖かいリビングから寒々の洗面に歯ブラシを取りに行くのは億劫です。「ダラダラ唾液磨き」中の口に溜まった唾液は飲んでも問題なしです。歯磨き途中で歯ブラシを置くときに「立つ歯ブラシ」ならテーブルの上にチョコンと置けます。という考えから生まれたのが「チョコブラシ」です。是非お試しあれ!7770

追加:韓国の爪楊枝について。なんと韓国の爪楊枝は食べられます!wikipediaには『韓国では、1992年より使い捨て製品が禁止されたことから、飲食店などではトウモロコシ澱粉を原料にした食用にも出来る爪楊枝が使用されている。これによって残飯に混ざっていても、取り除かずに飼料として使えるようになった。』・・凄いですね!環境への配慮が凄い!韓国楊枝の記事は「こちら」や「こちら」に、次の画像が韓国爪楊枝です。コリャスゴイ!

おまけ:爪楊枝に関して「BBTime 310 柳と歯」で書いてます。ブログ終わりで「チョコブラシ」についても触れています。是非、お読みくださいませ。

BBTime 407 プラ依存

BBTime 407 プラ依存
「円鏡のラジオやせわし年用意」小沢昭一

まずは句の解説を『年用意は、新年を迎えるためにいろいろと支度を整えること。私などは何もしないが、それでも部屋の掃除などをはじめると大変だ。本の山をあっちへやりこっちへやり掃除機をかけたところまではよかったが、その本どもが元の場所に戻らない。どう積み重ねてみても、以前より広い場所を占めてしまう。寝る場所の確保さえ覚束なくなり、本は乱雑に積み上げたほうが狭いスペースですむという真理を発見するに至る。ところで、このときの作者は何をしていたのだろうか。ふと気がつくとつけっぱなしのラジオから、円鏡のせわしない話し声が聞こえてくる。ただでさえせわしないのに……と、さすがの小沢昭一も苦笑の図。これで三平でもからんだヒには、ラジオをぶん投げたくなってしまっただろう。『変哲』所収。(清水哲男)』(解説より)。

さて、これからよく口にし耳にするのが「よいお歳を!」。実は「来たる新年がよい年でありますように」に軸足があるのではなく「今年のやるべきこと、すべきことが万事片付きますよう、もう一踏ん張りしましょう」がメインで、結果的に「無事に新年を迎えられますよう」が本来の使い方だったようです。前半部分が省略されてお尻だけが残り「よいお歳を」の挨拶になったとのこと。「畳と女房は」で紹介した落語「芝浜」にも出てきますが、当時(江戸時代)、盆と年末が借金(売掛け金)の支払い日で「年用意」には支払いもメイン仕事のひとつでした。「払うべき借金を払って、無事に新年を・・」となる訳です。従って大晦日(31日)に「よいお歳を」は使えないのです。ちなみに大晦日の挨拶は「来年もよろしくお願い致します」がよろしいとのこと。・・枕がちと長くなりました、今回は「歯をキレイにすると地球が汚れる」というお話。

雑誌「ナショナルジオグラフィック」日本版2019年12月号に「やめられない?プラスチック依存」の記事を見つけました、大問題です!以下雑誌記事より抜粋で御紹介。

『歯ブラシ、タイヤ、たばこ、靴。これらに共通するのは、プラスチックが使われていることだ。奇跡の物質とも呼ばれるプラスチックが今、地球全体の問題になっている。』(29頁より) 。『使い勝手が良く、比較的安く作れるプラスチック製品は、どのようにして私たちの生活に欠かせないものになったのか。地球を守るために、どうしたらプラスチックへの依存を断つことができるだろう。』(58頁より)。

『10億本 米国で捨てられる歯ブラシの本数(今年の予測)。生分解性の代替製品も売られているが、プラスチック製が圧倒的に多い。』(63頁より)。ちなみに日本では年間4億本以上が使用されているようです。

『2003年にマサチューセッツ工科大学が行った世論調査では、生活に不可欠な革新技術として、歯ブラシは車やパソコン、携帯電話よりも上位にランクされた。私たちは歯の健康と引き換えに、自然に返らないごみを生み出しているのだ。』(65頁より)。

記事の最後に「私たちにできること」と三項目あげてありますが・・。二番目の「ブラシ部分が交換式の歯ブラシを選ぶ」しか現実的ではないような気がします。他に挙げるとするならば「マイブラシを持ち歩く」ことによって「ホテルの(質の悪い・歯や歯茎を傷つけやすい)歯ブラシを使わない」「歯科医院のブラッシング指導時に安易にもらわない、買わない」でしょうか。また歯ブラシメーカーはこぞって「月に1回」の交換を声高に薦めていますが、小生経験的に充分にひと月以上もつと思います。「充分に使ってから交換する」こともプラゴミ減らしにつながると思います。まとめます!・・1)「ブラシ部分が交換式の歯ブラシを選ぶ」2)「マイブラシを持ち歩く」3)「ホテルの(質の悪い・歯や歯茎を傷つけやすい)歯ブラシを使わない」4)「歯科医院のブラッシング指導時に安易にもらわない、買わない」5)「充分に使ってから交換する」

手前勝手ですが「チョコブラシ」も交換式です。グリップはコルク製です。よろしければ是非どうぞ!歯に優しい地球に優しい「チョコブラシ」です。7610

BBTime 406 靴と枕は

BBTime 406 靴と枕は
「まいにちが初めての年暮れにけり」千葉皓史

二度読んでも難解でした。解説には『季語は「年暮る」、「年の暮」に分類。毎年訪れてくる年の暮れだが、しかし、ここに至る「まいにち」はいつも「初めて」であった。と、なんでもない普通のことを普通に詠んだだけのように写るかもしれないが、なかなかどうして、面白い発想である。詠まれている時期は年の暮れなのだが、この句には歳末の感慨だけではなく、来るべき新年に向けての期待感や抱負が含み込まれているからだ。むしろ、後者の要素が大きいくらいかもしれない。年の暮れにあたっての反省として、毎日が新しい日々だったわけだが、それらの日々を常に新鮮な気持ちで生きてきたろうかということがある。そう反省してみると、「まいにちが初めて」という意識をいつも持っていたわけではなかった。だから、来年こそは、この誰にでも当たり前のことをきちんと意識して生きていこうと、作者の心はもう半ば以上は新年に飛んでいる。したがって掲句は、年末の句でありながら新年の句だとも素直に読めてしまう。考えてみれば、年の瀬の意識のなかには、誰でも新しい年へのそれが滲んでいるはずである。正月の句に「まいにちが初めて」といった表現はよく見かけるけれど、それを年の暮れに言ったところがとても珍しい。さて今年も旬日で暮れていきますが、個人的にも社会的にも、どうも新しい年にはあまり期待できそうもない気がしてなりません。せめて「まいにちが初めて」の意識だけは持ちつづけたいものと思っております。「2006・俳句研究年鑑」所載。』(解説より)。

朝、覚醒前にまどろみながら聞くラジオ体操の歌詞の冒頭が「新しい朝が来た」です。聞きながら「確かにそうだ」と思いますが・・。誰にとっても、いつの日であってもその日は「新しい朝」であり「初めての朝」となりますが・・。さて「畳と女房は」に書きました「新靴」。今朝も走りました・・やはり良いですね。今放送中のラジオフランス語講座のテーマが「Sautez le pas! ソゥテルパ! 一歩踏み出そう!」です。まさに新靴は「次の一歩」が出ますね。先日、もうひとつ新しいモノが来ました・・枕です。

出張先のホテルで、どうしても安眠できないので相談したところ「別まくら」を貸して下さいました。変えた夜からそれはそれはグッスリ!早速フロントに購入できないかと聞きましたが廃番で入手不可。では似た枕をと、ネットで見ると海外メーカー・国産メーカー多々あります。早速、駅ビルで物色してフロアの店員さんに「これ(非常に有名な海外メーカー)にしようと思うのですが・・」と話しかけたところ思わぬ返事!「個人的にはオススメしません。夏は非常に暑いです。また直射日光に当ててしまったらしくボロボロになりました」「ではオススメは?」「ここにはありませんが、〇〇ちゃん(女性アスリート)の宣伝している・・」「?、ここにある中では」「これですかね」・・と非常に参考になるコメントをもらいました。店員らしからぬ(笑)発言内容でしたが、まさしく「客ファースト」であったと思います。この方の進言があり「これください」寸前で別のメーカー(日本)の枕に変えることができ、価格も4分の1ほどですみました。この枕、爆睡できました。メデタシ目出度し。

ついでにもうひとつ見つけた「新物」はコットン93%で、某メーカー「ヒートテック」の言わば綿版です。これもめっけもんでした。近頃の「新モノで良いもの」は新素材であったり、構造が新開発であったりと、ただ単に「新しい」のではなく「新しい」の根拠がしっかりしているように思えます。最後に繰り返しのお知らせです。小生開発の「チョコブラシ」も使い方(歯磨き)が「新しい」歯ブラシです。歯に優しく地球にも優しい歯ブラシです。是非どうぞ。7540


BBTime 405 畳と女房は

BBTime 405 畳と女房は
「丸髷で帰る女房に除夜の鐘」古今亭志ん生

今年も余すところ三週間となりました。解説には『落語家のなかには俳句をやる人が何人もいる。なかでも現・入船亭扇橋(俳号:光石)は高校時代から「馬酔木」の例会に出ていた。すでに秋桜子の『季語集』に二句採られているほどである。川柳を楽しむ落語家も少なくない。名人・志ん生もその一人だった。掲出句はご存知「飲む・打つ・買う」はもちろん、赤貧洗うがごとき波瀾万丈の人生で、妻りんさんに多大な苦労をかけっぱなしだった志ん生の句として読むと、なかなか味わい深いものがある。昔の大晦日は、特に主婦がてんてこ舞いの忙しさに振りまわされた。この「女房」を妻りんさんとして読めば、大晦日は借金取りに追いまくられ、金策に東奔西走し、さらに大掃除など、とても自分の髪などかまってはいられない。まさに落語の「掛取り」や「にらみ返し」「尻餅」を地でいくようなあんばいである。どうやら一段落ついたところでホッとして、ようやく髪結いへ。丸髷をしゃんと結って帰る頃には、もう除夜の鐘が鳴り出す。まだ売れていない亭主は手持ち無沙汰で、それでも女房が工面してくれた酒を、あまり冴えない風情でチビチビやりながら女房の帰りを待つともなく待っているのだろう。丸髷が辛うじて女房を救っている。この句は必ずしも志ん生夫婦のこととしなくてもいい。かつての一般庶民の大晦日は、たいていそんなものだったと思う。鴉カァーで一夜明ければ元朝。亭主は「松の内わが女房にちょっと惚れ」などとヤニさがっていればいいのだから、いい気なものだ。それでも落語家は元日からは寄席の掛けもちで、女房ともども目のまわるような忙しさがはじまる。年末年始を家族そろって海外で・・・・なんて、ユメのまたユメの時代のものがたり。「文藝別冊〈総特集〉古今亭志ん生」(2006)所載』(解説より)。今回は新しい靴について・・。余談になりますが、解説文中「尻餅」については「おもちや」で触れております。

先月「情け無い!」に書きましたように、夏頃よりランニング始めました。休日に朝夕二回走ったからではないのでしょうが、十月頃から走ると右足の付け根に痛みを感じるようになり、十一月は歩きと自転車のみでした。今月に入って少しずつランを再開したところ痛み感ぜず!・・ということでめでたく、やっと新靴購入。

昔はひたすらアシックスのターサーでした。なぜか他では靴ズレができてしまうのです。当時は速い人用シューズほど底は薄かったものでした。話題のナイキなどにも足を入れてみましたが、今回選んだのはスイスのメーカーの靴。本日昼前に購入し、午後早速走ってみました。違いますね!進化してますね!感想は「走ることのみに集中できる」です。先日のiPhone11も然り、最新製品はやはり違いますね。

さて、またもやコジツケ我田引水です。歯ブラシの最新と言えるチョコブラシ!詳しくはこちら「ミンネ!」をお読みください。こちらで販売しております、是非!

「畳と女房は・・」は志ん朝師匠の「芝浜」35分頃に登場します。年末には必ず聴きます、これまた是非!志ん朝が出てきて、志ん生師匠(冒頭の句)が出ない訳にはいきません。志ん生「芝浜」の冒頭に出てくる三木助さんの「芝浜」も。4140



BBTime 404 ミンネ!

BBTime 404 ミンネ!
「福助の頭は空つぽや十二月」小泉八重子

福助さんが聞いたら怒るでしょうね(笑)・・当たり前と言えば当たり前ですが(陶製ですから)。解説には『福助人形。「福助足袋」の広告で有名になったキャラクターだが、元来は江戸期より幸福招来の縁起ものとして、水商売の店などに飾られていた。句では、師走の正月用意の一つとしての足袋購入が意識されており、水商売のイメージはないと思われる。それにしても「福助」の頭の中が「からつぽ」とは、意表をついた発想だ。私など、一度もそんなことを思ったこともない。でも、言われてみると、なるほど「からつぽ」みたいに見えてくるから妙だ。頭が大きいので、なおさらである。もしも「福助」と話す機会があったとしても、どんな話をしたらよいのか、見当もつかない。そんな感じがしてくる。とにかく不思議なセンスで書かれた句ではあるが、 十二月とのマッチングが愉快だ。ちなみに、天下に「福助」キャラクターを有名にしたのは、大阪の川柳作家であった広告文案家の岸本水府である。この人は後に「グリコ」でも活躍し、「コドモハカゼノコ グリコノコ」「オザウニイハヘ グリコモイハヘ(お雑煮祝え、グリコも祝え)」などのコピー(豆文)を書いている。このあたりについては、田辺聖子著『道頓堀の雨に別れて以来なり』(中央公論社・1998)に詳しい。『遠望』(1989)所収』解説より。さて今回は「ミンネ!」について。

「チョコブラシと言います。チョコマカと歯を磨いて頂きたいので、この名前が付きました。変わった姿をしていますが自立します。普通の歯ブラシより背は低いけどちゃんと立ちます。もちろん、このスタイルは訳があります。   歯や歯ぐきを傷付けやすい「ゴシゴシ横磨き」しにくいように背が低いのです。胴体(グリップ)を軽く握ってチョコマカチョコマカと磨いてください。縦磨きでもなく横磨きでもなく、色んな方向磨きで歯の表面をくまなくキレイにすることができます。   チョコマカ磨きだと、従来より少し長めに磨いて頂く必要がありますので、歯磨き粉はつけずに唾液磨きがオススメです。唾液には歯を守る作用があります。唾液だけの歯磨きに抵抗のある方にはタブレット磨きがオススメ!まずは軽く水かお茶で口をすすいだ後に、大粒タブレット(シュガーレスのフリスクやミンティアなど)を1個口に入れて磨く方法です。タブレットは約5分で溶けますのでタイマー代わりにもなります。その日の気分でフレーバーを変えてみるとさらに楽し!   チョコブラシは歯や歯ぐきに優しいだけでなく地球環境にも優しいです。首から上(柄とブラシ部分)が交換可能ですので、チョコットですがプラゴミ削減に貢献します。   柄の部分に刻み目(約7.5cm)が入っていますが、好みで長さの微調整は可能です。グリップは使用済みの発泡酒のコルク栓で、毛はナイロン、柄はポリアセタールです。付属の透明チューブは携帯時のカバーとしてお使いください。   最後にオススメをもうひとつ。チョコブラシをいろんな場所に置いていただけると「いつでも、どこでも、チョマカ磨き」が可能です。洗面、バスタブ、ベッドサイド、デスクの上、トイレ、仕事場などなど。
いつでもどこでも、チョコブラシで唾液磨き!
「歯は白く、ハグキピンクに、吐息は甘く!」

以前より「切磋琢磨1」「自己洗練2」などで触れてきた「チョコブラシ」を本日(12/09)より「minnne」で販売開始です!興味ある方はご覧くださいませ。3270


追加です「お節介ですが、チョコブラシの使い方など」           201912
今回お送りさせていただいたチョコブラシは
1)グリップはコルク製で柄はポリアセタール、毛はナイロンです
2)柄を抜き差しすることで長さの調節が可能です
3)約75mmの部分に刻みがあります、目安にしてください
4)透明のチューブはカバーです、携帯時などに御使用ください
5)ちょこまか磨くの意より「チョコブラシ」です
6)歯や歯茎を傷めにくく、いつでもどこでも使えるデザインです
7)ブラシ部のみの交換で、些少なりとも環境に優しい構造です
チョコブラシの使用方法は
1)可能ならば軽くうがいして下さい(うがい後はゴックン可)
2)うがいは水でもお茶でも構いません
3)お好みのミンティア・フリスクなどを一粒口の中へ
4)歯磨き開始です・・約五分でタブレットは溶けます
5)タブレットを変えることで色々な味を楽しめます
御使用後の感想などお聞かせ頂ければ幸いです カルノラボ
*追加:チョコブラシのコンセプト「SEERS:シアーズ」も是非お読みください。

BBTime 403 歯の記事

BBTime 403 歯の記事
「レノン忌より小さき記事なり開戦忌」藤本章子

『今日十二月八日はかつての大戦の開戦日であり、ジョン・レノンの命日でもある。日本人にとって、いや世界の人類にとって、どちらが社会的に大きな出来事であったかは言うを俟たない。だが、この日の新聞はレノンの忌のことを大きく取り上げていたというのである。むろんレノン忌のことも風化させてはなるまいが、開戦の日のことはなおさらだろう。だが、ジャーナリズムとは残酷なもので、戦争の記憶の風化を嘆く舌の根も乾かぬうちに、かくのごとくに事態を風化させて平然としている。作者はそのことに大いなる義憤を覚えて詠んでいるわけだが、今日配達された紙面はどうであろうか。来年は戦後も七十年だから、そのことに引っかけて、多少大きめの記事を載せているかもしれない。近ごろの私は万事に悲観的だから、どのような大きな出来事もいずれは風化してしまうと思ってしまう。が、せめても自分の中では風化させないようにとも願っている。開戦日については、敗戦日よりもっと多々論じられてよい。俳誌「苑」(2011年3月号)所載。(清水哲男)』(解説より)。十二月八日はレノン忌、七日は美美マスター忌・・「マスター眠る」「追悼 マスター」「一杯の珈琲」も是非。

今回は最近目にした歯にまつわる記事二つ御紹介。ひとつ目はTBSラジオ「日本全国8時です」12/02月曜日の放送から「歯周病が認知症を悪化させる!」です。話の要約は以下の如く・・『認知症の原因となる病気はいくつもありますが、もっとも患者が多いのがアルツハイマー病です。短期記憶などをつかさどる脳の海馬などを中心に、大脳全体に萎縮がおこる病気です。このアルツハイマー病と歯周病の関係について、最初に指摘されたのは2013年です。海外の研究でアルツハイマー病の患者の脳から、歯周病の原因菌であるジンジバリスキン、略して「Pg菌」が見つかったことがきっかけになりました。その結果、歯周病菌を投与して作った歯周病のマウスは、そうでないマウスに比べて認知機能が低下したり、脳内にアルツハイマー病特有の炎症やアルツハイマー病の患者の脳に見られるシミが認められたという報告が相次いで出てきました。』『脳の中を調べると、歯周病菌がつくりだす毒素も増加していたことがわかったのです。毒素が強くなることによって、脳の炎症も強くなり、本来は外からの敵に対して攻撃するはずの免疫細胞が異常に活性化してしまって、脳の神経細胞を攻撃し、神経伝達にも異常がおきていた。つまり、歯周病菌がアルツハイマー病を増悪させていることがわかったのです。これは動物実験でのことでしたが、今年の1月にはアメリカの研究で人間でも同じことが確認されました。』『今から対策を始めておくべきです。歯周病は歯肉炎の段階であれば、正しいブラッシングで健康な状態に戻せます。しかし、歯周炎になってしまうと専門的な治療が必要になってしまいます。歯肉より上はその人自身の責任、歯肉より下は歯科医の責任。歯周病の予防・治療・改善には、歯周病専門の歯科医と2人3脚で歩むのが重要ポイントです。』(以上出典はこちら)。

もうひとつは「プロゴルファーも歯が命?」・・記事の内容は『昨年12月から歯列矯正を始めた。少しかみ合わせが悪く、虫歯やあごの痛み、就寝時の歯ぎしりに悩んでいたのが理由だ。「将来的に病気とかのリスクを減らせるなら、それもある意味、体への投資になるじゃないですか」と、2年ほどかかるという治療に踏み切った。ゴルフと同様にインパクトで歯を食いしばるプロ野球界では、マウスピースを愛用する選手も少なくない。奥歯のすり減りを防ぐだけでなく、かみ合わせが正常になることで頭の重量を支えるあごが安定し、体の軸がぶれなくなるとする説もある。星野は治療目的の矯正だったが、「そんな効果もあるかもしれないですね」と話す。ドライビングディスタンスは昨季の295.51ydから301.01ydにアップ。結果として、持ち味の飛ばしに磨きがかかっている。』(記事より抜粋)。

ゴルフの記事に出てくる、アスリートと噛み合わせの関係は臨床においても経験します。最近では陸上短距離選手の中学生にマウスピースをセットしました。主訴は「右側の奥歯が痛い」・・原因はムシ歯ではなく練習時の食いしばりでした。しかもセット後、タイムがアップしたとのこと。また、現在ハンマー投げの高校生にマウスピース作製中で、記録の変化が楽しみなところです。「歯周病」「噛み合わせ」軽んずべからず、古来諺にもあります「口は災いの元」!ご自愛の程、ご歯愛のほど。2240


BBTime 402 キレイな儘

BBTime 402 キレイな儘
「古暦とはいつよりぞ掛けしまま」後藤夜半

句の解説には『古暦とは、本来は不要になった去年の暦をのことをいうのだが、俳句では、新しい来年の暦が用意された頃の今年の暦をいう。日めくりだと、残り数枚というところか。いや、十数枚かもしれない。そのあたりがはっきりしないので、作者は疑問をそのまま句にしてしまった。トボけた味があって面白い。作者はおそらく、今年の暦と新しい年の暦とを並べて掛けているのだろう。新しい暦もよいが、使い慣れた暦には愛着がある。私などは、年末最後のゴミの日には捨てきれず、新年になってから処分する。何年か前に香港で買った暦は、いまだにちゃんと仕舞ってあるという具合。しかし、なかにはそうでない人もいるようで、柴田白葉女に「古暦おろかに壁に影おけり」がある。(清水哲男)』(解説より)とあります。ちなみに「古暦=ふるごよみ」。来年のカレンダー、手帳など新年が身近になって来た今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?今回は「まま:儘」について。

先日、iPhone8plus から11に機種更新しました。小生、二年毎の更新です。旧iPhone返却の際、中身を空っぽにしてカバーやフィルムも外してしげしげと眺めると「無傷」!丸二年ほぼ毎日使用したにも拘らず「無傷」。小生のみならず多くの方が経験有りでしょう。ごちゃ混ぜにバッグに入れられ、時に落とされ、雑に扱われることがあっても「無傷」でした。理由はシンプル・・ケース(小生はクリアケース)に収められ、画面はフィルムで保護され、加えて大事に扱われます(昔のガラケーに比べれば)。茶道具においては「良い景色」のモノほど入れ子のごとく多くの箱に丁寧に収納 してあります。価値あるモノほどより丁寧に扱われます。美しいもの・キレイなものほど人は丁寧に丁重に扱うのではないでしょうか。

昔読んだ本に「ディズニーランドでは、客の落としたゴミは1分以内に処理されるから、いつもどこもキレイ。キレイだと人は汚すこと(ポイ捨てなど)を躊躇する」というような下りがありました。逆も真なりで、たまに目にします。ある地方都市JR駅トイレは何故かいつも汚い!・・使用後汚れる→タイルのめねじが汚い→汚しても抵抗ない→さらに汚れる・・の悪循環なのでしょう。

アップル(スティーブ・ジョブズ)は、それまでどちらかと言うと無味乾燥なモノであったコンピューターに「美しい」というデザインの魂を入れ込みました。機能もさることながら「形」も「仕上がり」も秀逸な製品を次々と世に送り出しています。よって人々(少なくとも小生は)はアップル製品を大事に丁寧に扱います、丁寧に扱うと言うより愛してます。

昔のリンゴマークです。日本では虹は七色ですがマークは六色です。齧られた理由は・・興味ある方はこちらこちらをどうぞ。さて、我田引水で恐縮ですが(笑)、齧ったのは「歯」です。気付いてない方(特に子供さん)も多いようですが歯は美しいんです。体の中で美しい部分をひとつ挙げるとするならば(歯科医師として)迷わず「歯」です、特に上の前歯です。にもかかわらず大切に扱わない方が多いことに日々腐心しております。歯は他の部分、例えば顔・髪・手などと比べても格段に老化が遅いのです。歯をより大切にして頂ければ、より若々しくいられるのです。もっともっと歯を愛して頂ければと思う師走です。ご自愛のほど、ご歯愛のほど。2150