BBTime 370 続ける!3
「銀座には銀座のセンス夏帽子」松本青風
「空也」も銀座のセンスのひとつでしょう。句の解説に『季語は「夏帽子」。麦わら帽、登山帽、パナマ帽など、夏用の帽子ならいずれでもよい。まだ帽子をかぶる人の多かったころの銀座の夏。思い思いの夏帽子をかぶった人が、行き交っている。作者自身もかぶっているのだろうが、人々の帽子姿を眺めているうちに、おのずから銀座という街に似合っている帽子とそうでないものとが判然としてきた。すなわち「銀座には銀座のセンス」というものがあるのだ。最新流行と称されるものや高価そうなものが、必ずしもこの街に似合うとは言えない。現在にも増して、昔の銀座は保守的な街だったから、そこでのセンスを身につけるためには、やはりそれなりの年期が必要だったろう。私の観察してきたところでも、銀座には発売中のファッション雑誌から抜け出てきたようないでたちの人は、まず登場してこない。そういう人たちは最初に新宿や澁谷などに出現し、彼らのファッションが相当にこなれてきた段階で、ようやく銀座にもぽつりぽつりと姿を現しはじめるのだ。むろん例外はいくらでもあるけれど、大筋はそういうところに収まってきている。そして銀座に限ったことではなく、どこの街にもそれぞれに固有のセンスがあるのは面白い。たとえば心斎橋には心斎橋の、博多に博多のセンスがあって、旅行者として街を歩いているとよくわかる。』解説より抜粋。作者は男性でしょうね。
さて6/25 開始のダイエット企画についての報告です。開始1ヶ月後7/25 は 74.4kg、本日 7/30 に遂に73.8kg、73kg台に突入しました。丸1ヶ月取り組んで思ったことを幾つか報告します。「続ける!」「続ける!2」も併せてどうぞ。
結論から言うと冒頭の句にあるような「センス」が必要だと思います、いわば「ダイエットセンス」。あらためて、きっかけになった本「やせる経済学」は読む価値有りと思いました。『1)毎朝体重を量る。デジタル体重計を持っていないなら、すぐ買おう。2)しっかりした食事は一日に一度だけ。3)カロリーを意識する。4)流行のダイエット法やダイエット食品にお金を使わない。5)食事の変化を減らす。6)プチごちそう/プチ断食をライフスタイルに取り入れる。』(279-281頁より)。ではカルノなりに解釈します。
1)毎朝体重を量る。デジタル体重計を持っていないなら、すぐ買おう・・これは必須です。毎日定時に体重を計りアプリを使って記録する。今では朝のみならず、シャワー後、就寝前、朝ラン後など数回計測します。もちろんアプリに入力する数値は定時の数値ひとつだけですが、小まめに量るとその時の数値が自分への手枷足枷腹枷胃枷になります。 2)しっかりした食事は一日に一度だけ・・これも大賛成!大方晩ご飯がしっかり食事になります。大まかに1・2・3(計6)の配分です。開始時は朝ご飯完全抜きが良いと思いましたが、朝食完抜だとランチや晩ご飯に反動が出ます。また小生、朝トイレの習慣で、トイレ前に少しでも固形物を胃に入れた方(食道や胃に刺激を与える)が毎朝のお通じが良さそうです。以上の二つの理由で朝はヨーグルトや果物を胃に入れます。ただし気をつけないと朝食1が徐々に2になりかねませんので要注意。 3)カロリーを意識する・・これこそセンスです。炭水化物を極力摂らない法がシンプルです。 4)流行のダイエット法やダイエット食品にお金を使わない・・新たな投資は今の所ただひとつ「ランニングシューズ4000円」。 5)食事の変化を減らす・・本では「ワンパターン」を推奨しています。アレヤコレヤ食べると太ると言うものですが、これは日米文化の差が出ているようで賛成しかねます。 6)プチごちそう/プチ断食をライフスタイルに取り入れる・・大賛成!日に三度の食事を摂るべきだなんて、誰が決めたの?究極は「お腹がすいたら食べる」です。
昔、ある冬の日、旅行者として並木通りを歩いていた時、ひとりの老紳士(80歳前後)が店先でコートを羽織ろうとしていました。すると通りがかりの長身黒人系イケメンがスッと手を貸しました。気がついた老紳士「ありが・・」と言いかけ相手を認めるとすかさず「サンキュ」と・・傍目にかっこいいなと、これぞ銀座のセンス! ダイエットのセンスとは「痩せるぞ!」と力まないことです。力むとその気合が脂肪に伝わり「お前の体から離れないぞ」と言わんばかり。つまり頭が「痩せるモード」に切り替わると、裏腹に体は「飢餓モード」になるようです。ですからゆるーくがベター。「いつだって痩せられるもん」と表頭がフェイントかけると、裏腹体も飢餓モードに変化しないようです。ちなみに裏腹体は空腹フェイントをかけてきます。1回目空腹は全く無視して良い程度、3回目で本物空腹です、ご注意あれ!
はじめに書いたように今朝(7/30)73kg台に突入!去る日曜日ランチはイタリアンでパスタとピザに舌鼓。にもかかわらず減少中なのはポイント6:プチ御馳走と断食の実践の賜です。近々イタリアンディナー勿論ワイン付きの予定もあります。また報告します。1970