月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 読み人知らず

月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月 読み人知らず

昨夜は中秋の名月(陰暦八月十五日)でした。
冒頭の歌を調べてみてビックリ、昔の人は賢い!
読んでお分かりのように「月」が沢山出て来ます。
数えてみると八つ
このことより「この月」とは八つ目の月「八月」とのこと。
また「月」をムーンととるかマンスととるかで
二通りの解釈ができるとのこと。
1:毎月毎月,月を見ることができる月は多いけれど,月を見る価値がある名月は,今月のこの月(ムーン)です。
2:毎月毎月,月を見ることができる月は多いけれど,月を見るのに適した月は,
この名月が出ている今月(マンス)です。
詳しくはこちら

沈まんとする名月

沈まんとする名月(9/20 朝撮影)

なぞなぞ俳句

なぞなぞ俳句

上記の「なぞなぞ俳句」を入力すると
まずは「ナゾナゾは行く」と変換されます。

「かきくわりんくりからすうりさがひとり」瀬戸内寂聴
この俳句、数回読んでも最後の「ひとり」くらいしか理解できません。
解説を読んでやっと納得
「柿 カリン 栗 烏瓜 嵯峨 ひとり」とのこと。
解説=新・増殖する俳句歳時記 9/11)

また、この季節、思い出す句が
「ぶすぶすと一の矢二の矢曼珠沙華」高畑浩平
これもある意味、謎解きとも言えます。
まさしく言い得て妙

たった十七文字ですが
じっくり読まないと理解できないのが俳句です。

「羊羹の夜長の色を切りにけり」川名将義

ちなみに「くわりん=カリン=榠樝」
くわりん

 

Bistro 菜地:さいち

ビストロ「菜地:さいち」

先日、ビストロ菜地でディナーでした。
7月にオープンしたばかりのお店
シェフは南仏ニームで腕を磨いたとか。
感想:発展途上の部分もありますがオススメします。
発展途上と偉そうな言葉を使いましたが、
7月オープンでほぼ出来上がっている方が面白くないのでは?
数日経って思いました。なぜビストロ(仏)とかオステリア(伊)とか、
お店の名前に添えるのでしょうか。
日本においてフレンチだろうがイタリアンであろうが、
小生思うに正確には仏風、伊風であって、
カテゴリーで表現するならば単に「洋食」だと思います。
とは言え、店名が「菜地」だけだと和食と思われるかもしれない、
洋食「菜地」だとイマイチ
そこで「ビストロ 菜地」となったのかも。
本来ビストロでもオステリアでも、店の規模とか提供できる内容、
付帯設備などによっての呼称のようです。
南仏ニームはスペインに近いこともあって
色濃くスペインの雰囲気が漂う街、闘牛が歴史的に有名です。

さいちには、才智(物事をうまく行う、頭の働き)
細緻(こまかく緻密なこと)
裁知(動作の結果を良く考えて、慎重細心に物事に対処すること)
などの同音異義語があります。
これらの意味もシェフの志としての店名への隠し味かも
すぐ近くに「オステリア アニカ」があります。
次回はこちらへ行ってみようかと

菜地:さいち 電話099-210-7184
場所:旧のぼる屋ラーメンの近く、堀江町3-9

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海鮮ドン!

海鮮丼!
先日これぞ海鮮丼!を堪能しました。

海鮮丼!

かんまち商店の海鮮丼です。

このボリュームで(と言っても写真じゃイマイチ伝わらないでしょうが)
850円。あら汁と小鉢がふたつ、漬け物がついています。
心より堪能しました、大満足。
つい、いつものように「ご飯少なめ」と注文したのがちょっと後悔
ご飯少し多めくらいがベストなバランスかも
ともかく、海鮮充実!噛み応えがキツキツ、小鉢も手抜き無し。
ラーメンのリラクもすぐにリピートしたくなる店でしたが、
ここの海鮮丼も同じくです。
形容すれば、寿司屋(回らない)のネタの海鮮丼
伊集院産婦人科の向かいで、駐車場は店をすぐ左折してすぐ
さあ夏バテ防止に、ドンは急げ!膳は急げ!

さかなや かんまち商店
鹿児島市池之上町6ー19 榎園ビル1F
TEL099-248-3460
営業 9:30~20:00
(食事は11:00~ご飯が無くなり次第終了)
休: 日曜日、祝日 駐車場3台有り

こちらも記事も参照のほど

和食ラーメン:イケメンラーメンリラク

和食ラーメン:イケメンラーメンリラク
また「麺話」です。
巷で噂の「しんぷく本店(文具店)」裏の「リラク」を訪問
ネットの事前調査では「魚介の出汁」「ラーメン屋に見えない」などの
表現が多数見受けられます。
場所を調べて行かないとまず外見はラーメン屋のイメージではありません。
リラク

ラーメン屋らしからぬは、店内はなおさら!
ツエッペリン
ツェッペリンという名のスピーカーです。

さて問題のラーメンは・・・
和食のラーメンとはこれだという味でした。
(もちろんラーメンは中華ではなく和食オリジンのようですが)
リラクのラーメンは、豚骨スープ7に魚介スープ3の割合のようで、
魚介スープの味をしっかり感じました。
イケメン店員さん曰く「ソバのようだ」というお客さんもいるとか
化学調味料ゼロで、野菜にこだわり、チャーシューは炭火で炙り・・
と、まあこだわりが随所に。
カウンターに付くとジャスミン茶と玉葱のピクルスが出ました。
玉葱

オススメです!
イケメンラーメンリラク
水曜日が定休日
さあ、メンは急げ!

ラーメン

 

進化と病気

進化と病気

本「人類進化の700万年」を読んでいて、ふと思いました。
病気という概念・捉え方は人間独特のものではないのか?
現在でも野生動物においては、病気になる=寿命の終わり
だと思います。

本によると、人類700万年の歴史を一年のカレンダーに例えるならば
1月1日:人類の誕生(直立二足歩行)
8月下旬:原人の誕生
12月21日:現生人類(言語等を持つホモサピエンス)の誕生
となり、言わば有史時代となると恐らく除夜の鐘が鳴っているでしょう。
また発見された人類の歯を見ると、
まず、雄どうしの肉体的な戦いが減り犬歯が小さくなり、
硬い木の実等を食べる為に、エナメル質が厚くなったそうです。

ヒトは進化もしくは淘汰の結果、生き残った生き物です。
環境に合わせることのできた生物のひとつです
歯の表面はからだの中で最も硬い部分です。
これはひとつの適合です
しかし、残念ながら「酸」には強くない
耐酸性を獲得していないのです。
あまりにも、人間の住む環境が激変して、体そのものが対応できていない訳です。
何万年後かには、耐酸性歯を持つ新人類がスイーツを堪能しているかもしれません。
このようなことは、ムシ歯のみならず他の病気にも言えることです。
ヒトは体そのものが対応できない場合、知恵(頭脳)で抵抗しています。
歯は酸に弱い、だから歯を磨くことで、ムシ歯を防ぐ
甘いもの、砂糖を日常的にヒトが口にするようになったのは、
つい最近のことです。
ヒトの体が、砂糖に対して耐性を持っていないのは当たり前のことです。

歯の進化は硬いモノに対しての進化(エナメル質が厚くなった)で止まっています。
スイーツに対して歯磨きで解決しようとしています。
ですから、ムシ歯予防にはもっと知恵を出すべきだと思いながら
とりとめのない文章になってしまいました。

1999年4月22日にスタートした「connote」も丸14年です。
進化しなければと思いつつの今日です。
connote:カノートとは「蘊蓄のある」という意味です。

この本です

カウントダウン311-03/19

カウントダウン311-03/19 あと311日 7464時間
今日のタンゴ avail:役に立つ He availed himself of the opportunity.
彼はその好機をうまく生かした。
multiple:多種多様の multiple agriculture 多角農業
今日のハイク 「菜の花や月は東に日は西に」与謝蕪村

これは朝日です