BBTime 686 おかげ豆福(とうふ)

「新涼や豆腐驚く唐辛子」前田普羅

2025/08/18投稿
秋というのは暦ばかり、まだまだ真夏の鹿児島市です。句の解説は『俳句で擬人法はいけないと習う。いつしか自分も人にそう説いている。なぜいけないか。表現がそのものの在りようから離れて安易に喩えられてしまうからだ。「ような」や「ごとく」を用いた安易な直喩がいけないと教わるのと同じ理屈である。しかしよく考えてみると罪は「擬人法」や「直喩」にあるのではなくて「安易な」点にある。両者は安易になりがちなので避けた方がいいという技術のノウハウがいつしか禁忌に変わる。「良い句をつくる効率的で無難な条件」からはねられた用法が「悪しき」というレッテルを貼られるのである。豆腐が、添えられた唐辛子に驚いているという把握は実に新鮮で素朴な感動を呼ぶ。俳句の原初の感動が「驚き」にあるということを改めて思わせてくれる。こういう句は造りが素朴なので、類型を生みやすい。そうか、このデンで行けばいいのかなどと思って、パスタ驚く烏賊の墨などと作るとそれこそが安易で悪しき例証となる。『新歳時記増訂版虚子編』(1951)所載。(今井 聖)』(引用元)。以前ご紹介した蕎麦の名店「万謝」にて、待つ間に雑誌に目を通すと「シュガーレス水羊羹」発見!すわ鎌倉ならぬ「すわ寿々炉(すずろ:店名)」と取り寄せました。

勿論、見た目で「シュガーレス」は分かりません。普羅は「唐辛子に驚く豆腐」に新涼を感じたようですが、小生この「豆福」の美味しさに驚きました。還元麦芽糖使用の水羊羹、少し水っぽい味かなとの予想を裏切る味わいに深く感動しました。甘い甘くないの?・・いえいえ美味しい!

画像は「寿々炉」HPより拝借。この「おかげ豆福」と冷たい緑茶があれば、残暑乗り切れます!冷凍にて取り寄せ可能で、青森弘前市から鹿児島まで翌々日には届きます。お店に問い合わせたところ「前社長の主治医より「糖尿病でも安心して食べられるお菓子が作れないものか」と提案され商品化されました」とのこと。美味しいシュガーレス水羊羹が生まれたのは前社長の「おかげ」です。おやつ堂の定番メニューがひとつ増えました。では皆様、ご自愛の程ご歯愛の程

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