ニコラ歯科No.47-6つの「イ」

6つの「イ」

日常的に来院してくださいね、と言っても、
従来の歯科のイメージは
「イタイ・イライラ・イキタクナイ」の
イタイタ歯科です。
たまに初対面の方に名刺を出した際に、
「歯医者だけは苦手」と言われることがあります。
初めて会った人にこう言われると、悲しくなります。
「歯科医師」という職業は、喜ばれないのでしょうか。
愚痴っていても、しょうがありません。

そこで発想の転換!
「きれい・おいしい・きもちいい・たのしい」の
「たの歯科」であれば、どうでしょう。
同じ6つの「い」でも正反対になります。
これならデイリーユース!超常連になりたいでしょ。

ある時、ふと待ち合いに置いてある
「家庭画報」を見ていて思いました。
この手の雑誌の内容は、ほとんどが、
「食い気」と「色気」じゃないの?
この二つは、取りも直さず、
ダイレクトに歯科のテリトリーです。

そうなんです、本来歯科医師とは、
「食い気」と「色気(おしゃれ・審美)」に、
たずさわる職業なのです。

いつしかと言わず、ごくごく近いうちに、
初対面の方に
「あなたに会えて良かった」と、
言わせたいですね(笑)。

ニコラ歯科No.46-日常と非日常の逆転

逆転

ご覧になってお分かりのように、
ピラミッドが逆転しています。

今なお、歯科診療所に訪れる多くの人は患者さんであり、
口の中に何か困り事を持って、来院されます。
すなわち歯科の日常は「患者さんが治療を受けに来る」
ことで、これは人々において非日常の出来事です。

本来、トラブル発生は非日常がいいに決まっています。
できることなら、御免蒙(こうむ)りたいところです。

例としてお寺や教会を想像してみてください。
カルノは毎週のようにお寺に行きます。
お葬式ではなく、坐禅のためです。
おそらく、信者さんも足繁く教会に行かれると思います。
ミサやお祈り、懺悔、説教を聞きにと、理由は様々でしょう。
参禅してつくづく思います。
お寺や教会は、
日常(不幸でない時)に行く方が精神的に楽ですし、
生活や人生において非常にプラスになります。
さらに言えば、お葬式のときだけ行くのでは、
あまりにもモッタイナイと心底思います。
和尚さんや神父様は、
凡人の日常に多くのヒントや手助けを下さいます。

もうお分かりでしょう!
歯科もそうであるべき、
もしくはそうある要素をもっと増やすべきです。
日常の状態(問題のない)で来院する、
これが、人々にとっても歯科診療所にとっても、
日常になる方が良いのでは?

図を見てください。
問題のない時に日常的に来院すれば、
不幸にもトラブった時は非日常なことです。

ある時、ふと思いました。
例えば、男性にとって泌尿器科はどちらかと言うと、
敷居が高い場所です。
ましてや歯科は、
人々にとって一番行きたくない場所だそうです(悲)。
泌尿器科や歯科、はたまた精神科に、
抵抗感なく通うとすれば、どうすればよいのか?
答えは「日常的に通う」です。
行きたくないけど、行った方が良い所に、定期的に行くには、
逆に回数を増やすことが解決法です。

ですから、問題ない時に、問題回避のために、日常的に通う。
そうすればトラブル(非日常)も 起きにくいでしょう。
だからこそ、日常的に通って頂くために歯科診療所側が、
「D」ではなく「C」に軸足を置く必要があるのです。

ニコラ歯科No.45-DとCのGAP

愛のピラミッドは、まずD=Dentistry。
その上C=Culture カルチャーです。
さらにB=Beauty 美、健康美。
頂点がA=Ai 愛、人類愛です。

ピラミッドと聞くと、
ABCDが繋がっているように思われますが、
CとDの間には、大きなGAPがあります。

CとDにはGAPあり

実は、上の図のように、
GAPがあることを認識する必要があると思います。

よく、予防歯科が根付かないとか、
(失礼な話ですが)デンタルIQが低いから・・。
などと、耳にすることがあります。

それは、誤った考えだと思います。
歯科医師側の軸足がDにあるまま、
歯科治療の必要のない人に対応していれば、
相手(患者ならぬお客さん)は、違和感を覚えます。
前に話した、内科とジムの関係と同じです。

こちら(歯科医師)が、予約時間を厳守する。
プライバシーを尊重する。
極力ストレスを減らすことを考える。
メンテナンスの先にあるものをきちんと伝える。
(例:人生を楽しむためにメンテナンスが必要とか、
人生をより味わい深くするために必要であるとか)

ですから、図のように、GAPが存在するのみならず、
実は、ずれているくらいの大きな差が存在するのです。

ずらしてみて、気がつきました。
基本図に似てるでしょう。
ね!やはりこの基本図すごいでしょう(笑)。

ニコラ歯科No.44-愛のピラミッド2

愛のピラミッドは、底辺がD=Dentistryです。
その上C=Culture カルチャーです。
さらにB=Beuaty 美、健康美。
頂点がA=Ai 愛、人類愛です。
実はこの「愛のピラミッド」を考えついたのは、
あることがきっかけでした。

昨年、数軒の新規開業の歯科診療所を訪問した時のこと。
さすが、新しいセンスだと思ったことが多々ありました。
待ち合いのインテリアや、
置いてある雑誌も違うなあと感心しましたが、
一番驚いたのは待ち合いに置いてあるコーヒーメーカーです。
それまでも、飲料水やお茶の器械を見たことはありましたが、
その時に見たのは外国製のコーヒーメーカーでした。
若い先生の若いセンスだなと・・・。

しかし帰りしな、ふと思いました。
「あのコーヒーメーカーで、いつ誰が飲むんだろう?」
そうして、この疑問がきっかけとなり
「愛のピラミッド」を思いつきました。

愛のピラミッド2

予防やメンテナンスは患者さんでなく、お客さんです。
しかも、こちら(診療所側)の軸足がカルチャーです。
カルチャーであればこそ、コーヒーも合うのです!
他にもCで始まるキーワードを図に載せてみました。

ニコラ歯科No.43-愛のピラミッド1

さて「患者さん」と「お客さん」は、
何が大きく違うのか?

それぞれの立ち位置です、
言い換えると、受け入れる歯科医師側の軸足が違います。
(もしくは違えるべきなんです)

愛のピラミッド1

上の図「愛のピラミッド」を見てください。
患者さんに対して、歯科医師が行うこと(サービス・商品)は、
当たり前ですが歯科治療(Dentistry)です。

では、治療目的でない人へのサービスは?
もちろん、クリーニング(PMTC)などがメインになりますが、
よーく考えて欲しいことは、
そのサービスのベースに歯科医学があるのは当然ですが、
患者でなくお客さんへのサービス(行為、商品)において、
ベースにあるのは歯科治療ではないのです。
繰り返します。
患者さんに対する商品は歯科治療です。
お客さんに対しての商品(予防やメンテナンス)のベースは!
Dの上で、Cなんです。

そのCとは、ずばりカルチャーです。

こちらも参照ください。

ニコラ歯科042-大きな違いとは

来院者の方は「患者さん」なのか「お客さん」なのか、
これは大きく異なることなのです。

例えば、あなたがスポーツジムに入会したとします。
健康増進、体力維持の目的を持って、
ジムの扉を開けました!

もし、開けた扉の向こうに働く人が、
白衣の看護婦さんと白衣の医者だったら?

違和感あるでしょう!
そうなんです、歯科医療と歯科予防は、
立ち位置が全く違うのです。

基本図

これは基本図と呼んでいる2007年6月に考えついた図です。
歯科治療に来る人(患者さん)は左下の人で、
困り事(ニーズ)を持っている人です。

かたや右上の人は困り事(ニーズ)を持ってはいません。
口に関しては困ってはいないのです。

ですからニーズを持たない人に、
いかに足を運んでもらうかということが必要となります。
患者さんはご本人が困っていますので、来られます。
しかし予防目的の人は患者さんではありません。
お客さんです。
お客さんを、いかに招くか?これが必要となります。

ニコラ歯科041ースイカはメロンか?

スイカはメロンか?

さて、図のように「スイカはメロンか?キャベツか?」
「トマトはリンゴか?ピーマンか?」。
つまり、来院者の方は「患者さん」なのか「お客さん」なのか、
ということです。

患者かお客か?

さらに言えば、その施設は、
「診療所なのかスポーツジムなのか」
ということです。
実はこれは大きな大きな差があります。

ニコラ歯科040ー卵か鶏か!

卵が先か?ニワトリが先か?

バーなどでは「店は客がつくる、育てるもんだ」
なんてことも聞いたりしますが・・。

歯科診療所では、やはりニワトリが先でしょう。
診療所が変わる方が先だと強く思います。

ニワトリか卵か

例をひとつ。
開業して10年ほど経った頃でしょうか。
居酒屋のカウンターで飲んでいたら、隣に二人の看護婦さん。
なにやら歯科のことを話しています。
「あすこはよかっちゃけど、またすんもんね」(日南弁)
「あそこは良いけど、待たせるよね」
「予約通りに行っても、待つのよね」

横でこの会話を聞いていて「ユーレカ!」
恐らくこの時は、まだ桜歯科も来院者の方々を、
待たせてしまうことがありました。
しかし、時に遅れてくる来院者の方に対しては、
「なぜ、遅れるのか!」と心の中でつぶやいていました。

ニワトリが先です。
この会話を聞いて、翌日からすぐにCHANGE。
予約時間を守った方を待たせない!
一般常識では、しごく当たり前のこと、常識です。
「歯科の常識、世間の非常識」とも聞きます(笑)。

その日から、変わりました。
まず、桜歯科が変わりました。すると、
来院者の方の遅刻が激減しました!
そうなんです、こちらが五分遅れて招き入れると、
次回からは、五分遅れて来られます。
「どうせ、予約通りに行っても五分待たされるから」。
しかし、こちらが守れば来院者の方々も守られます。
例が長くなりましたが、やればできます!

Yes, We Can.

ニコラ歯科039ーこれからのスタイル

時代の変遷と共に「黄身から白身へ」。
(もちろん、黄身=あなた=来院者が主役です、喜)

黄身と白身が分離もしくは明確な区別が進と共に、
新しいネットワークの構築が不可欠になってくると思います。
もちろん、私たち(歯科医)のなかには、
治療の方が好きだ(もちろん良い意味で)、
治療の方が得意だ、性に合っている、
という方もおられるでしょう。

そこでネットワークの構築です。
その昔、柔道で黒帯(初段)を取った時の筆記試験に出ました。
「自他共栄」自分も他人も共に栄える!

新スタイル

自他共栄でみんなニコニコ!
自=予防専門 他=治療中心
自=歯科医師 他=来院者

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「よい心しか、世界をよくできない」と。

「よい心しか、世界をよくできない」と。

敬愛する「さとなお氏」のブログに見た言葉。
同感です。

未熟ですが、番組に出ました。
みやざき医療最前線

個人的には「さとなお氏」ではなく「さとなお師」です。
彼のブログはこちら